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浜谷 直人︵はまたに なおと、1953年 - ︶は日本の教育心理学者。元首都大学東京教授。
富山県生まれ。東京大学大学院教育学研究科教育心理学専門課程︵博士課程︶単位取得退学。帝京大学教職課程助教授、東京都立大学 (1949-2011)助教授を経て現職。
主な研究分野は乳幼児期から思春期頃までの、発達に困難をかかえた子どもに関する発達臨床を実践・研究。とくに、発達障害児︵高機能広汎性発達障害児やADHD︶やマルトリートメント児︵虐待・ネグレクトなど︶を、保育園・幼稚園・学校・学童保育でいかに育てるかについて研究し、保育者、教師、指導員を支援する発達臨床コンサルテーション︵巡回相談︶の実践と理論化に取り組んでいる。
●﹃困難をかかえた子どもを育てる‥子どもの発達の支援と保育のあり方﹄
●﹃保育を支援する発達臨床コンサルテーション﹄
ミネルヴァ書房︵2002 共編著︶
●﹃心理科学への招待‥人間発達における時間とコミュニケーション﹄
●﹁中学校障害児学級への発達臨床コンサルテーションによる支援﹂
●﹁軽度発達障害児の巡回相談と特別支援教育﹂
●﹁軽度発達障害児を励まして保育する﹂
●﹁統合保育における障害児の参加状態のアセスメント﹂
など
所属学会[編集]
●教育心理学会
●発達心理学会
●保育学会
●特殊教育学会
●心理臨床学会
●自閉症スペクトラム学会
など