瀬川汽船
本社(横瀬西港) | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒851-3509 長崎県西海市西海町横瀬郷4107-7 |
設立 | 1972年1月31日 |
法人番号 | 7310001006504 |
代表者 | 志賀武美 |
資本金 | 1,000万円 |
瀬川汽船︵せがわきせん︶は、長崎県西海市に本社のある海運会社である。佐世保市と西海市を連絡する定期航路を運航している。
概要[編集]
1972年︵昭和47年︶に設立され、同年4月1日から、それまで西海町︵当時︶が運営していた佐世保湾内の旅客船航路を引き継いで運航を開始した。当初は木造船と鋼船の2隻の旅客船を継承し、一日5往復の運航であった[1]。 その後中古船の導入で木造船を淘汰した後、1984年︵昭和59年︶から小型船舶の快速船を導入、高速化と運航回数の増加を図りつつ合理化も進められ、寄港地は1976年︵昭和51年︶に高地、2018年︵平成30年︶に寄船、横瀬東がそれぞれ抜港となるなど、順次集約された。 2023年︵令和5年︶現在は佐世保 - 横瀬西︵西海市︶を主航路として、一日9~11往復を運航している。他に不定期航路として、米軍基地間、佐世保港内や西海橋のチャータークルーズ等も行っている。航路[編集]
[2][3] 佐世保湾をほぼ南北に縦断する航路である。かつては過半の便が川内まで運航されていた[4]が、現在は横瀬西発着にほぼ集約されている。 休日には朝と夜の一部の便が運休、1月1日は全便休航となる。 ●佐世保 - 横瀬西 距離10km、所要時間15分、一日9~10往復。 ●佐世保 - 横瀬西 - 小郡 - 畑下 - 川内︵ - 佐世保︶ 距離19.6km、所要時間33分、一日2便︵休日1便︶。 朝便︵休日運休︶は佐世保→川内→畑下→小郡→横瀬西→佐世保、夕便は逆順での運航。船舶[編集]
[5] 前述の通り、1984年以降は小型船舶の快速船・高速船に統一されている。 ﹁せがわ︵2代︶﹂﹁さいかい﹂には上部に開放デッキが設置され、観光利用に配慮している。運行中の船舶[編集]
過去の船舶[編集]
脚注[編集]
(一)^ “会社沿革”. 瀬川汽船. 2022年8月19日閲覧。
(二)^ “航路”. 瀬川汽船. 2022年8月19日閲覧。
(三)^ “運航時刻表”. 瀬川汽船. 2022年8月19日閲覧。
(四)^ 全国フェリー・旅客船ガイド1987年上期号 P.574 (日刊海事通信社 1986)
(五)^ “就航船のご紹介”. 瀬川汽船. 2022年8月19日閲覧。
(六)^ 日本船舶明細書 1985 (日本海運集会所 1984)
(七)^ ﹃旅客船 : 機関誌﹄(63),日本旅客船協会,1965-08. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2810946 (参照 2023-04-26)
(八)^ ﹃旅客船 : 機関誌﹄(151),日本旅客船協会,1985-02. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2811034 (参照 2023-03-22)
(九)^ 世界の艦船 第463集 1993年4月号 P.65 (海人社)