瀬底浜
（瀬底ビーチから転送）
瀬底浜︵せそこはま︶は、沖縄県国頭群本部町瀬底にある全長約800メートルの海岸である。別名クンリ浜。
瀬底浜横、廃墟の様子︵2017年9月9日撮影︶
バブル景気の時代に、瀬底浜付近にホテルを建設しようと計画が立案された。しかし2008年にリーマン・ショックによる金融危機に陥り、この計画を推進していた建設会社が相次いで倒産し、建設半ばのままこの計画は頓挫し、鉄筋等が剥き出しのまま放置されていた。しかし、2015年︵平成27年︶に株式会社森トラストがこの土地を買収し、ヒルトンのホテルであるヒルトン沖縄瀬底リゾート、ヒルトン・グランド・バケーションのタイムシェアであるザ・ビーチリゾート瀬底byヒルトンクラブが建設されることとなった。ホテルは2020年︵令和2年︶7月1日開業、タイムシェアは2021年︵令和3年︶開業予定。将来的には本リゾートと沖縄美ら海水族館と合わせ、営業開始から5年以内に600万人以上の集客を見込んでいる。
概要[編集]
瀬底浜は瀬底島の西側にあり、海岸からみて西側には水納島、伊江島。北側にはアクアポリス、海洋博記念公園がある。 海の前面は水深1～2メートル。広大なサンゴ礁の海であり、島の人たちの海幸の場であると同時に、夏になると近隣や那覇、中頭からの海水浴客で賑わう海水浴場である。 マリンスポーツとして、バナナボート、シュノーケリング、ダイビング[要曖昧さ回避]、ジェットスキーなどが体験できる。 浜の東方には3～4メートル程の砂丘状になり、アダンや木麻黄が植えられている。これは日陰と防風、防潮、防砂林としての役割を果たしている[1]。開発[編集]
周辺施設[編集]
- 沖縄美ら海水族館
- 海洋博記念公園
アクセス[編集]
- 那覇空港から車で約2時間
- 名護バスターミナルからバスで約40分
脚注[編集]
- ^ 『瀬底誌』 瀬底誌編集委員会 平成7年6月発行 441頁
