爬竜船
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![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/9d/Haryusen.jpg/220px-Haryusen.jpg)
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爬竜船︵はりゅうせん︶は、沖縄の爬竜︵ハーリー︶で用いられる船である。琉球方言でハーリーブニと言う。
ハーリーで用いられる船は、舳先に竜頭、艫に竜美尾の装飾がつけられているので、爬竜船と呼ばれる[1]。ハーリーは爬竜の中国音である。ハーリーは、琉球王国時代には冊封使が来琉した時に、首里城近くの龍潭に爬竜船を浮かべて開催されることもあった[2][3]。
ハーリーは現在も沖縄各地で行われているが、爬竜船を用いるのは那覇ハーリーのみで、他のハーリーのほとんどではサバニが用いられる[3][1]。那覇ハーリーの爬竜船の大きさは48尺︵14.55メートル︶、中間の船幅7尺︵2.12メートル︶、重さ約4トンである[4]。
脚注
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(一)^ ab“ハーリーの季節 到来!︵沖縄の伝統行事︶”. おきなわ物語. 一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー (2019年5月10日). 2019年6月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月29日閲覧。
(二)^ “龍潭︵りゅうたん︶”. 首里城公園 (2013年3月15日). 2015年4月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月29日閲覧。
(三)^ ab“ハーリー”. 美ら島物語. 日本トランスオーシャン航空 (2002年7月11日). 2017年7月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月29日閲覧。
(四)^ “那覇ハーリー”. 美ら島物語. 日本トランスオーシャン航空 (2002年7月11日). 2014年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月29日閲覧。