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二代目 猿若清方︵にだいめ さるわか きよかた、1941年10月27日 - ︶は、日本舞踊家、俳優。猿若流前家元︵8世︶。父は猿若流7世家元初代猿若清方。長男は9世家元の猿若清三郎。
東京都生まれ。血液型はA型。本名は堀越 豊︵ほりこし ゆたか︶。一時期は中村友隆、あるいは中村豊︵いずれも﹁なかむら ゆたか﹂と読む︶という芸名で俳優として活躍していたが、猿若清三郎として家元披露後は日本舞踊の振付・指導を中心に活動しており、全日本舞踊連合理事長を務めている。
2012年に長男である猿若裕貴に猿若清三郎の名を譲り9世家元を相続させた。本人は二代目猿若清方となった。
出演映画[編集]
公開日、作品名、製作会社、役名は、KINENOTEに従った。
中村豊名義。
●1960年2月10日 虹之介乱れ刃 大映京都 - 面影虹之介
●1960年3月1日 透明天狗 大映京都 - 松平新八郎
●1960年4月27日 大江山酒天童子 大映京都 - 菊王丸
●1960年6月1日 続次郎長富士 大映京都 - 桝川仙右衛門
●1960年6月8日 紅蜥蝪 大映京都 - 真鍋主税
●1960年7月31日 犬神屋敷 大映京都
●1960年8月24日 競艶八剣伝 大映京都 - 竹村紋之助
●1960年11月22日 わんぱく公子 大映京都 - 烏松
●1960年12月7日 剣客春雨傘 大映京都 - 天野靱負
●1960年12月27日 大菩薩峠 竜神の巻 大映京都 - 印篭鞘の浪士
●1961年3月21日 好色一代男 大映東京 - 長次郎
●1961年4月2日 寄切り若様 大映京都 - リャンコの半次
●1961年9月13日 小太刀を使う女 大映京都 - 片切八三郎
●1961年5月10日 うっちゃり姫君 大映京都 - 岡島三郎太
●1961年3月15日 天下あやつり組 大映京都 - 安次郎
●1962年1月3日 女と三悪人 大映京都 - からす金の弥三
●1962年4月18日 座頭市物語 大映京都 - 飯岡乾分猪助
●1962年5月27日 ソーラン渡り鳥 大映京都 - 留吉
●1962年5月30日 雨の九段坂 大映京都 - 松本三郎
●1962年7月15日 悲恋の若武者 大映京都 - 森彦助
●1962年10月12日 続・座頭市物語 大映京都 - 鏡の三蔵
●1962年11月3日 地獄の刺客 大映京都 - 熊七
●1962年12月1日 忍びの者 大映京都 - 投げの与八
●1963年1月3日 新選組始末記 大映京都 - 杉山松助
●1963年1月13日 雪之丞変化 大映京都 - 町人風の男2
●1963年3月15日 新・座頭市物語 大映京都 - 馬造
●1963年5月29日 手討 大映京都 - 沢主水
●1963年7月13日 雑兵物語 大映京都 - 猪之吉
●1963年12月28日 新・忍びの者 大映京都 - 赤目の仙吉
●1963年2月7日 破れ傘長庵 大映京都 - 次郎一
●1964年4月18日 昨日消えた男 大映京都 - 酒井加賀守
●1964年7月11日 座頭市あばれ凧 大映京都 - 津向乾分目吉
●1964年7月11日 忍びの者 霧隠才蔵 大映京都 - 乾左平次
●1964年11月14日 博徒ざむらい 大映京都 - 石坂周造
●1964年12月30日 忍びの者 続・霧隠才蔵 大映京都 - 赤目の七郎
猿若清三郎名義。
●1997年9月27日 マルタイの女 東宝 - 日本舞踊のお師匠さん
出演ドラマ[編集]
●少年西遊記︵1953〜54年、日本テレビ、堀越ゆたか名義︶
●ザ・ガードマン 第249話﹁悪党サラリーマン﹂主演ゲスト︵1970年、TBS、中村友隆名義︶
●赤穂浪士︵1964年、NHK︶
●次郎長三国志︵1968年、NET、中村友隆名義︶
●帰って来た用心棒 第18話﹁逃げて来た女﹂︵1968年、NET︶
●天下御免︵1971年、NHK︶
振付・指導[編集]
猿若清三郎名義。