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砕屑物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

: clastics[1]detritus[1]


[]


Wentworth's grade scale


ウェントウォース粒度区分による分類
粒径(mm) φ(ファイ) 粒子の区分 砕屑物砕屑岩 火山砕屑物
256以上 -8以下 巨礫 礫岩 火山岩塊
64 -6 大礫
4 -2 中礫 火山礫
2 -1 細礫
1 0 極粗粒砂 砂岩 粗粒火山灰(火山砂) 火山灰
0.5(1/2) 1 粗粒砂
0.25(1/4) 2 中粒砂
0.125(1/8) 3 細粒砂
0.063(1/16) 4 極細粒砂
0.032(1/32) 5 粗粒シルト シルトシルト岩 泥岩 細粒火山灰(火山シルト)
0.016(1/64) 6 中粒シルト
0.008(1/128) 7 細粒シルト
0.004(1/256) 8 極細粒シルト
0.004以下 8以上 粘土 粘土粘土岩

[2]

[mm]1 mm

2mm4mm


[]



  •  : 2mm以上のもの
  • 粗砂 : 2 - 0.2mmのもの
  • 細砂 : 0.2 - 0.02mmのもの
  • シルト : 0.02 - 0.002mmのもの
  • 粘土 : 0.002mm未満のもの

火山砕屑物[編集]

火山起源の砕屑物(火山灰軽石など)は火山砕屑物(火砕物)という。

火山砕屑物における粒径の区分では個別に飛散距離の区分が加えられ、具体的にはハザードマップが作成される。ここでも粒径2mmの境界については、発泡した軽量な粒子は遠くまで飛散することから4mmと定義することもある。粒度区分については標準的な分類を基本とするが、状況に応じて適切な設定が設けられる。

脚注[編集]



(一)^ ab  1984119ISBN 4-8181-8401-2http://sciterm.nii.ac.jp/cgi-bin/reference.cgi 

(二)^  2007, p. 38.

関連項目[編集]




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  202007654ISBN 978-4-621-07902-7https://web.archive.org/web/20060703125140/http://www.rikanenpyo.jp/ 

 ︿2007ISBN 978-4-7722-5204-1 
砕屑物と砕屑岩
粒径 (mm) 砕屑物 砕屑岩 火山砕屑物 火山砕屑岩
64 以上 礫岩 火山岩塊 火山角礫岩凝灰角礫岩
64 - 2 火山礫 ラピリストーン火山礫凝灰岩
2 - 116 砂岩 火山灰 凝灰岩
116 - 1256 シルト シルト岩 泥岩
1256 以下 粘土 粘土岩
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