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秦 助正︵はた の すけまさ︶は、平安時代の有力者︵長者︶。京都祇園祭の御神輿に深く関わる人物。秦氏の末裔であるかは未詳。
974年︵天延2年︶に秦助正が、夢の中で八坂神社の神託を受け、また自宅の庭から八坂神社まで蜘蛛の糸が引いているのを見て、朝廷にこのことを奏上した結果、助正の家が御旅所︵おたびしょ︶になったという。京都祇園祭の起源は869年︵貞観11年︶の祇園御霊会とされる。
大政所御旅所[編集]
かつて祇園祭︵八坂神社の祭礼︶の神輿渡御のとき、三基の神輿のうち、大政所︵素戔嗚尊︶神輿、八王子︵八柱御子神 やはしらのみこがみ︶神輿の2基が安置される場所であった。