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黄帝内経

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黄帝内経に記載のある9種類の鍼

999

2011

概要

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187629911552481

1

7

1819299191199219×9812202

762

20200[1]1837

霊枢

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  • 1586年、『黄帝内経霊枢注証発微』(馬蒔)
  • 1670年、『黄帝内経霊枢集注』(張志聡)

未病

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未病(みびょう)という用語は、『黄帝内経』で初めて使用された。

「聖人は既病を治すのではなく、未病を治す」

既病(きびょう)とは、既に症状が出ている状態。『黄帝内経』では未病とは病気(病原体)は体内にあるのに、症状が体表面に出ていない、しかし治療しなければ早晩発症が必至な状態をさす。

陰陽五行説

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『黄帝内経』は、陰陽五行説にのっとって記述されている。『史記』には、陰陽五行説は黄帝が定めたとされているが、『黄帝内経』については記述されていない。このことから『黄帝内経』は、『史記』より後に編纂されたと考えられる。『漢書』「芸文志」によれば、『黄帝陰陽』25巻、『黄帝諸子論陰陽』25巻などがあったと伝えられているが、現存していない。

その他

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脚注

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  1. ^ 小曽戸洋『新版 漢方の歴史――中国・日本の伝統医学――』大修館書店〈あじあブックス076〉(原著2018年10月1日)、56頁。ISBN 9784469233162 

外部リンク

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