羊膜
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この記事のほとんどまたは全てが唯一の出典にのみ基づいています。(2013年2月) |
羊膜︵ようまく、英: amnion︶は、脊椎動物の爬虫類、鳥類、哺乳類の動物の発生の過程において形成される胎子と羊水を包む胚膜のひとつ。漿膜と共に胎児を包むが、直接に胎児を包むのがこちらである。外胚葉を起源とする。
羊膜の胎子側の空洞は羊膜腔と呼ばれ、羊水によって満たされている。羊水は胎子と羊膜との付着を防ぎ、胎子の運動を可能にしている。分娩時には破水を起こし、胎子の娩出を助ける。
臍帯︵ 包む。羊膜上皮組織とその下の基底膜、コラーゲンに富む無血管性の実質︵間質︶組織から構成される。
大網膜と共に生まれる子供を被膜児・幸帽児︵ child born with the caul ︶という。このケースは早産の場合に見られる[1]。