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﹃花嫁人形﹄︵はなよめにんぎょう︶は、蕗谷虹児作詞、杉山長谷夫作曲による童謡、抒情歌。
詩は雑誌﹃令女界﹄の大正13年︵1924年︶2月号に詩画として掲載されたもので、完成経緯については蕗谷虹児が後に朝日新聞の談話で次のように語っている[1]。
当時、西条八十さんの詩に私と加藤まさを氏が交代でさし絵をかいていた。ある日、神田の雑誌社で詩ができるのを待っていたが、締め切り間際になっても届かない。編集者が何とか代作してくれという。そこで、二時間ほどで詩とさし絵をかき、急場を間に合わせた。それが花嫁人形。
後に、作曲家でヴァイオリニストであった杉山長谷夫が曲をつけて童謡になり、有名になった。