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華房 良輔︵はなふさ りょうすけ、1930年 - 2009年11月8日[1]︶は、文筆家、芸人。
大阪生まれ。父は俳人の華房北洲。野坂昭如とは幼年時代からの友。日本大学中退。
退学後は日雇い労働者、教員、歌手、司会、知的障害児の教育、ラジオ・テレビの子ども向番組の脚本執筆、雑文業、農場経営を経て、著述・芸能へ。門付芸の戎まわしの芸を継承している。
読売新聞・よみうりテレビ共催のビデオ・コンテストで、1990年教育部門銀賞、同91年グランプリ、同92年教育部門金賞を受賞︵いずれも作・演出︶。94年有機農法ビデオ﹃天に逆らわず﹄を製作[2]。
●﹃パーティ幹事の演出と心得﹄東栄堂 1966
●﹃のぞくべからず 紳士の行動・淑女の欲望﹄青春出版社プレイブックス 1967
●﹃ダマしの奥義 人を舌に巻き込む裏の知恵﹄青春出版社プレイブックス 1968
●﹃いたずらの冒険 一日24時間の楽しみかた﹄ベストセラーズ 1969
●﹃即席即答 寸鉄人を刺す やっこりぁまいった﹄青春出版社プレイブックス 1969
●﹃らくがき闘争 俺をインポにするヤツらへ﹄青春出版社プレイブックス 1970
●﹃臨床的獣姦学入門 高級知的戯論文 未だ世界に類をみない疑似性科学刊行物﹄カイガイ出版部 1976
●﹃無くて七癖﹄エフプロ出版 1977
●﹃みっちゃんみちみち ことば遊びのたのしさ﹄月刊ペン社 1977
●﹃都会人でも有機農業で食えた ふえろう村かく闘えり﹄アニマ2001 1994
●﹃伊賀の手仕事 職人の世界をたずねて﹄風媒社 1996
●﹃天皇陛下万歳とお笑い漫才 伝統芸能の謎を解く﹄解放出版社 2003
共著
- ^ 伊賀百筆
- ^ 『天皇陛下万歳とお笑い漫才』著者紹介