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電気ストーブ

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電気ストーブ

使

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種類[編集]

熱伝導方式による分類[編集]

輻射式[編集]


使[ 1]


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使

かつては石英管ヒーターを使って輻射式と温風式を併用する方式の電気ファンヒーターが各社から発売されたが、ヒートポンプ暖房付エアコンの普及とともに販売が縮小されている。

対流式[編集]

熱伝導によって空気を温めて自然対流を起こさせることにより、部屋全体を温める方式である。空気と接触する面積を大きくする必要があるため、キャスターが付いた大型なものが多い。温まった空気は軽くなって部屋の上部にたまるために部屋の下部はなかなか暖かくならず、また部屋全体を温めるには長時間稼働させる必要があるので電気の使用量が増える欠点がある。1.5 kW以下の機種が多く石油ストーブやエアコンと比較すると発熱量が少ないため、寒冷地などでは部屋が十分暖かくならない場合もある。電気代を気にせず、暖房性能が部屋に見合うならば穏やかな室温変化が快適とされる。

発熱体による分類[編集]

石英管ニクロム線ヒーター[編集]

石英管で皮膜されたニクロム線を用いるもの。

カーボンヒーター[編集]

不活性ガスに封入された炭素繊維(カーボン)を用いるもの。グラファイト(グラフェン)を用いたものは特にグラファイトヒーターとして売られている。

放射スペクトル遠赤外線を多く含む。この領域の波長はの吸収スペクトルのピーク(3 μm付近)とオーバーラップするため、含水率の高い物体(人体など)を効率よく加熱できる。

ハロゲンヒーター[編集]

ハロゲンランプを用いるもの。

オイルヒーター[編集]

難燃性のを用いるもの。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 風が吹けば熱が奪われるのは同じだが、加熱自体をより効率よく行えるということ。

出典[編集]

関連項目[編集]