Life Investigation Agency
Life Investigation Agency ︵ライフインヴェスティゲーションエージェンシー、通称LIA︵エルアイエー︶は、国内外の野生動植物種の保護、愛玩動物の保護、環境に対する犯罪、動物に対する犯罪の調査、および刑事告発をおこなう日本のNGO団体。
モデルで俳優のヤブキレンと、イギリスに本部がある環境保護団体Environmental Investigation Agencyに所属して活動していたメンバーの2名により、2010年に設立される。
2016年からは、1970年に創設された国際的なNGOドルフィン・プロジェクトと連携し、和歌山県太地町でイルカ追い込み猟や定置網による海洋生物の被害を調査、記録している。 メンバーは日本全国、また海外に点在しており、活動内容は潜入捜査や告発、犯罪者の摘発なども含まれるため、多くの詳細は公開していない。対外的な活動は代表のヤブキレンが担っている。
多度大社﹁上げ馬神事﹂の関係者130人以上を刑事告発 弁護士ドットコムは﹃﹁馬を棒で叩く﹃上げ馬神事﹄は虐待だ﹂愛護団体が祭りの関係者を刑事告発 三重・桑名﹄という記事の中でLife Investigation Agency︵LIA︶が﹃﹁上げ馬神事﹂は動物愛護法違反の疑いがあるとして、神事の関係者130人超を三重県警に刑事告発した。﹄事を報じた。[1] その後、イギリスに本部があるメディアBBCも、LIAの代表であるヤブキと、上げ馬の告発を担当した新田に取材して同様の報道を行っている。[2]
東日本復興予算詐欺事件 2018年8月に日本外国特派員協会で記者会見し、東日本大震災の復興予算を調査捕鯨費などに流用したとして、震災の起きた2011年と2012年に水産庁長官を務めた2名について、詐欺容疑で警視庁に告発状を提出したと発表した。[4]
水戸市動物愛護団体理事長 保護動物虐待事件 2017年12月、茨城県水戸市内の動物保護施設の理事長の男性が猫を叩くなどの暴行を加える様子を撮影した動画をLIAが公開し、動物愛護法違反︵虐待︶容疑などで県警に刑事告発した。この男性はその後、書類送検され、検察は略式起訴し、男は罰金を支払った。[5][6]
概要[編集]
﹁人類以外の生物種保存に貢献し、Investigation (調査) を主に行い、その生物種が現在よりも優れた生活を送ることが出来るようにする﹂ことを目的に掲げており、全メンバーがヴィーガンで構成されている。 長野県に動物保護施設を設け、殺処分される予定だった動物や犯罪被害にあった動物の保護や飼育、譲渡活動をおこなっている。また、動物に対する犯罪の調査および刑事告発を3,700件以上おこなっており、全国の警察と協力して犯罪者の摘発をおこなっている。2016年からは、1970年に創設された国際的なNGOドルフィン・プロジェクトと連携し、和歌山県太地町でイルカ追い込み猟や定置網による海洋生物の被害を調査、記録している。 メンバーは日本全国、また海外に点在しており、活動内容は潜入捜査や告発、犯罪者の摘発なども含まれるため、多くの詳細は公開していない。対外的な活動は代表のヤブキレンが担っている。
活動[編集]
主に日本国内で、場合により海外において以下の活動を主に行なっている‥動物保護施設の運営[編集]
長野県に﹁どうぶつ保護施設﹂を設け、殺処分される予定だった動物達を保護、飼育しているほか、動物に対する犯罪者を摘発した後に、被害にあっていた動物達を警察から委託されて保護飼育、また新たな家族を探す活動を行っている。 2011年3月11日東日本大震災発生直後には、被災した動物のための餌を全国から募り、岩手、宮城県内に持ち込んだ。被災地では、飼い主や居場所を失った犬や猫が徘徊し、避難所生活のために捨てられたペットも多くいたことから、こうした動物を保護する活動を開始。飼育を行いながら、警察や保健所と連携して飼い主探しや新しい飼い主への譲渡を行っている。[1] また、2011年3月12日長野県北部地震[2]、2016年4月14日熊本地震[3]、2019年10月台風19号などにおける被災動物の保護も行なっている。動物に関する調査、告発、保護[編集]
動物に関連する違法行為に対する主な刑事告発 遠野市が主催している﹁馬力大会﹂の出場者を刑事告発 岩手県遠野市が主催している﹁馬力大会﹂において、出場者が先端に金属製の金具を付けたロープで馬の顔などを繰り返し殴打したとして﹁動物愛護法違反﹂の疑いで岩手県警に刑事告発した。その結果、出場者は岩手地方検察庁に書類送検され、これを重く見た遠野市は﹁馬を叩くなどすることを禁止する﹂と大会要項を改めた。多度大社﹁上げ馬神事﹂の関係者130人以上を刑事告発 弁護士ドットコムは﹃﹁馬を棒で叩く﹃上げ馬神事﹄は虐待だ﹂愛護団体が祭りの関係者を刑事告発 三重・桑名﹄という記事の中でLife Investigation Agency︵LIA︶が﹃﹁上げ馬神事﹂は動物愛護法違反の疑いがあるとして、神事の関係者130人超を三重県警に刑事告発した。﹄事を報じた。[1] その後、イギリスに本部があるメディアBBCも、LIAの代表であるヤブキと、上げ馬の告発を担当した新田に取材して同様の報道を行っている。[2]
東日本復興予算詐欺事件 2018年8月に日本外国特派員協会で記者会見し、東日本大震災の復興予算を調査捕鯨費などに流用したとして、震災の起きた2011年と2012年に水産庁長官を務めた2名について、詐欺容疑で警視庁に告発状を提出したと発表した。[4]
水戸市動物愛護団体理事長 保護動物虐待事件 2017年12月、茨城県水戸市内の動物保護施設の理事長の男性が猫を叩くなどの暴行を加える様子を撮影した動画をLIAが公開し、動物愛護法違反︵虐待︶容疑などで県警に刑事告発した。この男性はその後、書類送検され、検察は略式起訴し、男は罰金を支払った。[5][6]