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TTT図

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
TTT図。組成の異なる2つの鋼のグラフが描かれている。

TTT (TTTtime-temperature-transformation, TTT diagrams)S (isothermal-transformation-diagram) 

線の意味

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TTT図は以下の線からなっている。

a)
オーステナイトの変態線(727℃にある水平な線)
b)
パーライト変態開始を示す線(左側の曲線の550℃あたりより高い温度の部分)
c)
パーライト変態の終了を示す線(右側の曲線の550℃あたりより高い温度の部分)
d)
曲線の鼻(曲線の550℃あたり)
e)
ベイナイト変態開始を示す線(左側の曲線の550℃あたりより低い温度の部分)
f)
ベイナイト変態終了を示す線(右側の曲線の550℃より低い温度の部分)
g)
マルテンサイト変態開始を示す線(下から2番目の線)
h)
マルテンサイト変態終了を示す線(最も下にある線)

線の解説

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a)

γ

b)c)







d)



e)f)

()

()

g)h)



g)h)

関連項目

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