YAGレーザー
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YAGレーザー︵ヤグレーザー︶とは、イットリウム・アルミニウム・ガーネット
︵Yttrium Aluminum Garnet︶を用いた固体レーザーのことである。複合元素それぞれの頭文字をとり﹁YAG﹂となる。
概要[編集]
このレーザーで用いられるYAGの結晶は、イットリウムのうち結晶製造時に他の元素を数%ドープ︵添加︶して置き換えたものが用いられている。研究用・工業用・医療用レーザーなどに最も多く用いられているのはネオジム︵元素記号Nd︶をドープした Nd:YAGレーザーで、医療用などでエルビウム︵元素記号Er︶をドープした Er:YAGレーザーも多く使われている。 また、胆石の除去などにはCTH:YAGというクロム、ツリウム、ホルミウムをドープしたものが使われる。危険性[編集]
YAGレーザーなどの近赤外光レーザーは散乱光が見えないため光路調整などに注意が必要である[1]。脚注[編集]
- ^ “安全のための手引 第4章 電気、ガス、レーザー、工作機等の取扱い”. 長岡技術科学大学. 2023年4月27日閲覧。