12月12日︵金︶正午頃、ニコニコ動画などを手がけるドワンゴによる生放送サービス﹁nicocas︵ニコキャス︶﹂がスタートした。スタートに伴い、同社取締役・夏野剛さんや代表取締役会長の川上量生さんも生放送を行っている︵12月12日15:00現在︶。
﹁nicocas︵ニコキャス︶﹂は、iPhoneやPCから手軽にライブ配信を行えるサービス。同日より配信されているiOS向けのアプリとPCから利用可能。
アプリからの配信は無料だが、PCからの配信には﹁niconico﹂のプレミアム会員アカウント︵有料︶を連携させる必要がある。
また、放送後の番組を後から視聴できる﹁タイムシフト視聴﹂には対応していない。
タイムシフト視聴は未対応
﹁ニコキャス﹂へのログインは、ニコニコ動画などの﹁niconico﹂アカウントではなく、Twitterアカウントで行う。視聴者は専用のアプリからTwitterにログインすることで生放送にコメントが可能。ただし、ニコニコ動画特有の動画上にコメントが流れる仕様にはなっていない。
仮想通貨﹁ニコイン﹂とは?
﹁ニコキャス﹂の放送時間は、基本設定が15分。延長することも可能で、30分以上の放送は有料となっている。最大で4時間まで放送できる。
また﹁ニコキャス﹂内には、﹁ニコイン﹂という専用の仮想通貨が存在。この﹁ニコイン﹂を使うことで、放送時間を延長したり、逆に配信している放送主にプレゼントすることが可能になっている。
﹁ニコイン﹂はお金での購入や視聴者からのプレゼントのほか、運営から無料でプレゼントされる。
一般会員は100ニコイン、プレミアム会員は200ニコインを運営からプレゼント。プレゼントされた﹁ニコイン﹂を使うと、24時間後に再びプレゼントされる。
30分から1時間までは15分ごとに50ニコインを消費。1時間から1時間30分までは15分ごとに100ニコインを消費と、放送時間が長くなるにつれて、消費するニコインも大きくなっていく。
プレミアム会員と連携させると、自分の配信の露出場所を選択
﹁niconico﹂のプレミアム会員のアカウントと連携させると、PCからでも放送が可能。さらにPC・アプリ上のトップ画面に映っているタイル上の青くなっている箇所と、少し前まで誰かが配信していた﹁FOR SALE﹂と書いている箇所から、どこで放送するのか自由に選ぶことができる。
これによって、たとえば有名人が配信している枠の隣が空いている場合など、自分がその隣で放送するとより多くの視聴者が見込めたり、なるべく目立ちやすい枠で放送することが可能だったりと、自分の番組の露出場所を選べるという点が、現時点でのツイキャスとの大きな違いかもしれない。
※12月15日追記‥サービス終了が発表されました
ドワンゴ﹁ニコキャス﹂わずか5日で終了 ﹁出すのは早すぎた﹂
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