2013年秋、フジテレビにて﹃ハクション大魔王﹄のスペシャルドラマの放映が決定した。
﹃ハクション大魔王﹄とは
原作は、﹃科学忍者隊ガッチャマン﹄﹃みなしごハッチ﹄など昭和を代表する名アニメから、﹃ガッチャマン クラウズ﹄﹃SKET DANCE︵スケット・ダンス︶﹄等の最新アニメまでを手掛けるスタジオ・タツノコプロの1969年の作品。クシャミをした瞬間、﹁ハクション大魔王﹂が飛び出て、ご主人様︵呼び出した者︶の願い事をハチャメチャな魔法で叶えるハートフルなギャグアニメだ。﹁呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン﹂というセリフは、アニメをリアルタイムで見ていない若い世代の間でも有名だ。
ハクション大魔王のキャストには関ジャニ∞の村上信五
作品タイトルでもある﹁ハクション大魔王﹂には、なんと人気アイドルグループ・関ジャニ∞の村上信五さんが抜擢された。ハクション大魔王といえば、アニメではかなり肥満のキャラクターで、村上さんも最初は﹁いやいや体型も違うし﹂と思ったそうだが、実写化するうえで新たに色づけしながらつくっていく、とのことで引き受けたそう。特殊メイクをした村上大魔王がどんな姿になるのか、今から気になる所だ。
さらに村上さんは、アニメの主題歌である﹁ハクション大魔王の歌﹂も担当する。
村上さんは、実写﹃ハクション大魔王﹄の見どころについて、下記のようにコメントを寄せている。
﹁いやー見どころだらけですね。僕より年上でリアルタイムで見た方は、現代にどういう形になってこの作品がよみがえるのかっていうところと、お子さんがいらっしゃる方は、“昔こんなアニメがあったんだよ”って伝えながら見ていただきたいですし、今、家族団らんって少なくなってきている中、2時間家族の話をいろんな角度から見ていただけます。また、実写というビジュアルに加えCGもありますし、魔法がどんな風に表現されるのかも、ぜひ、楽しみに見ていただきたいです 村上信五さんのコメント
また、壺の前で、欠伸をすると現れるキャラクターのアクビちゃんの役には、映画﹃八日目の蝉﹄で第35回日本アカデミー賞・新人俳優賞を史上最年少で受賞した渡邉このみさんが抜擢されている。主人公のカンちゃんには、大河ドラマ﹃平清盛﹄平清三郎役などを演じる馬渕誉さんが発表されている。
現代日本に現れた、ハクション大魔王とアクビちゃんの新たな物語の詳細は続報を待とう。
執筆者‥あそうまお
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