北欧の鬼才 シモン・ストーレンハーグ『ザ・ループ』がTRPGに

北欧の鬼才 シモン・ストーレンハーグ『ザ・ループ』がTRPGに
北欧の鬼才 シモン・ストーレンハーグ『ザ・ループ』がTRPGに

少年たちが並ぶ様は『スタンド・バイ・ミー』のようだが……/画像はグラフィック社サイトから

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POPなポイントを3行で

  • 北欧の鬼才が描くSF怪奇物語『ザ・ループ』
  • Amazon Prime videoでドラマ化もされた話題作
  • クラウドファンディングで約5000万集めたTRPG版が邦訳
 

Simon StålenhagSFTRPGTRPG68

Kick Starter50003745,896

SF

SFTALES FROM THE LOOPAmazon Prime video
Tales From the Loop | Official Trailer

SF的な事件に立ち向かう子供たちを演じるTRPG

ヤバそうな機械を操る小さな子供が描かれる『ザ・ループ』表紙/画像はAmazonから

本作でプレーヤーたちは80年代後半に生きるティーンエイジャーを演じ、謎の科学施設や磁気飛空艇、自律型ロボットの存在する「もうひとつの1980年代」を舞台にしたミステリーに立ち向かっていく(それだけ聞くと『ドラえもん』の映画シリーズのようだ)。
『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』予告編
ティーンエイジャーたちには「本の虫」「トラブルメーカー」「人気者」「変人」などさまざまなタイプが存在し、それぞれが口うるさい両親、終わらない宿題、いじめたりいじめられたりする同級生など、日常生活において様々な問題を抱えている。

子供たちは物語の中で、最新鋭の実験施設「ループ」ができてから街に出没するようになった奇妙な機械や現象に巻き込まれていく。その経験は子供たちを日常の問題から解放してくれるが、それ以上に危険も孕んでいる。

ティーンエイジャーたちは、それぞれが好きな分野のプロフェッショナルだ/画像はグラフィック社公式サイトから

本作には、ストックホルム郊外のマーラーラーナ諸島をベースにしたシナリオや、アメリカのネバダ州を舞台にしたシナリオが収録。

この2つはKick Starterのページにも記載があるものだが、グラフィック社のサイトには、目次の欄に「日本を舞台にして遊ぶには?」との記述がある。

画像はAmazonのキャプチャ

80年代後半の日本といえばバブル経済などが象徴的で、現在もネオ・シティポップのようにレトロな文化としてリバイバルブームが巻き起こるエネルギッシュな時代。

そんな日本の時代背景が、本作のノスタルジックで少し不穏な雰囲気とどう化学反応を起こすのか楽しみだ。

SFもTRPGも、今が一番アツい!!!

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