日本大百科全書(ニッポニカ) 「アデリー・ランド」の意味・わかりやすい解説 アデリー・ランドあでりーらんどAdélie Land 南極大陸、ウィルクス・ランドの一部で、東経136度︵プルコワ・パ岬︶と東経142度2分︵アルデン岬︶との間の陸地。1840年1月、フランスのデュモン・デュルビルが沿岸の小島に上陸し、一帯に彼の妻の名をつけた。1956年からフランスの観測基地デュモン・デュルビル︵南緯66.7度、東経140度︶が開設されている。沖合いに南磁極がある。この海岸は斜面滑降風が強い。 ﹇楠 宏﹈ 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例