アフリカ大地溝帯(読み)アフリカだいちこうたい(英語表記)African Great Rift Valley

改訂新版 世界大百科事典 「アフリカ大地溝帯」の意味・わかりやすい解説

アフリカ大地溝帯 (アフリカだいちこうたい)
African Great Rift Valley


3060kmkm西西西

 70km

 2西西40003000西2000

 0.3cm/1/10




 70086075%170134200調9798%endemic species


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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アフリカ大地溝帯」の意味・わかりやすい解説

アフリカ大地溝帯
アフリカだいちこうたい
African Rift Valley

 
5060km 6400km西西西西西  

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百科事典マイペディア 「アフリカ大地溝帯」の意味・わかりやすい解説

アフリカ大地溝帯【アフリカだいちこうたい】

東アフリカ・リフト帯中を南北につらなる地溝群。アフリカ東部で2列になって,北はエチオピアのエチオピア高原から,南はモザンビーク海峡南部に至る延長6000km。個々の地溝の幅は35〜50kmで,ビクトリア湖をはじめ多くの湖をたたえる。第三紀中新〜鮮新世に生じ,現在もこれに沿って活火山が分布,地震が多い。インド洋の大洋中央海嶺につながる。
→関連項目アフリカエチオピア高原紅海世界地溝系トゥルカナ[湖]

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「アフリカ大地溝帯」の意味・わかりやすい解説

アフリカ大地溝帯
あふりかだいちこうたい
African Great Rift Valley

シリアのヨルダン川の谷から、死海、アカバ湾、紅海、エチオピア高原を抜け、ケニア、タンザニア、マラウイ、モザンビークへ続く断層による谷状の凹地列。狭義には東アフリカを南北に連なるものをいい、東・西の2列からなる。東のケニア側のものを単にリフト・バレー、または命名者グレゴリーにちなみグレゴリー・リフト・バレーとよび、地溝底にはナクル、ナイバシャ、マガジなどの湖が点在する。ビクトリア湖の西側のものを西リフト・バレーといい、アルバート、エドワード、タンガニーカ、ルクワの湖が分布する。西リフト・バレーのモザンビーク側への延長部をニアサ・リフト・バレーとよび、地溝底にマラウイ湖(ニアサ湖)がある。これらリフト(地裂の意)の形成は、プレートテクトニクス理論による動く海洋底としての、海嶺(かいれい)の成因と深いかかわりをもっていると考えられる。現在も活発な正断層型の地震活動と火山活動が続いており、測量でも東西方向の伸長が観測されている。すなわち、アフリカプレートはこの地溝帯によって裂けつつある。なお、「リフト・バレー」はケニア中西部の地方名称にもなっている。

[堀 信行]


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世界大百科事典(旧版)内のアフリカ大地溝帯の言及

【インド洋】より


西

 1960

※「アフリカ大地溝帯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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