アルバート

百科事典マイペディア 「アルバート」の意味・わかりやすい解説

アルバート

 
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改訂新版 世界大百科事典 「アルバート」の意味・わかりやすい解説

アルバート
Albert Francis Charles Augustus Emanuel, Prince Consort of England
生没年:1819-61

イギリス女王ビクトリアの夫。ドイツのザクセン・コーブルク・ゴータ公の次男としてローゼナウに生まれる。彼とビクトリアとは,もともと従姉弟の関係にあり,双方の伯父であるベルギー王レオポルト1世の尽力でたがいに親しくなった。1837-38年にボン大学に学んだあと,40年に結婚,イギリスに帰化した。彼は,女王の夫Prince Consortということ以外,とくに憲法上の地位を与えられなかったが,深く女王を愛し,その包容力ある人格と高い識見をもって彼女の国事を補佐した。41年のピール・トーリー党内閣の成立に際し,ホイッグ贔屓(ひいき)の女王に議会政治における二大政党制の意味を教えさとしたのは彼であった。またドイツ人らしく,とくに科学・技術の振興に熱心で,第1回ロンドン万国博覧会(1851)の推進者となった。61年,腸チフスに倒れ,惜しまれて死去した。
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山川 世界史小辞典 改訂新版 「アルバート」の解説

アルバート
Prince Albert


181961

184051

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「アルバート」の意味・わかりやすい解説

アルバート(1世)(モナコ大公)
あるばーと

アルベール(1世)


アルバート(1世)(ベルギー王)
あるばーと

アルベール(1世)

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世界大百科事典(旧版)内のアルバートの言及

【ビクトリア女王】より


(1)184021

※「アルバート」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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