ソフィア(読み)そふぃあ(英語表記)Sofia

翻訳|Sofia

デジタル大辞泉 「ソフィア」の意味・読み・例文・類語

ソフィア(Sofia)

ブルガリア共和国の首都。同国西部の盆地に位置し、ローマ帝国時代から軍事・交通の要所。機械・冶金工業が盛ん。人口、行政区116万(2008)。

ソフィア(〈ギリシャ〉sophia)

哲学で、英知。知恵。→英知2

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ソフィア」の意味・読み・例文・類語

ソフィア

  1. 〘 名詞 〙 ( [ギリシア語] sophia ) 学問知識のたんなる積み重ねではなく、真実を悟り、物の本性を真に理解する知恵、または知識をいかに正しく用いるかという、より高貴な英知。プラトンでは、理性的霊魂のもつ徳で、魂の気概的部分と情欲的部分を指導する役割を果たす知恵。
 

 

(一)( Sofia ) 西
 

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ソフィア」の意味・わかりやすい解説

ソフィア
そふぃあ
Sofia


西11739882001


地誌


55010.5

 沿沿

 ()19566080100

 466190412


歴史


829Serdica98117306337343()西西1704566809Sredets111212141385宿西18201819185356退

 1878119642730120沿7918811884188819041219011888190411

 1943442600449950()194919991953

 198999



出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「ソフィア」の意味・わかりやすい解説

ソフィア
Sofija


1142005西VitoshaLjulin550mIsker451

 1869188813西西Darvenica48殿6

 ︿︿西2377m1姿

 498-117Ulpia3Serdica808Sredets︿1386

 518731878179421946︿︿︿194499

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ソフィア」の意味・わかりやすい解説

ソフィア
Sofiya

 
西87293 8091 (10181185) 2 (11861396) 14 1382 (185356) 18791 500015 ()  (1884)  (1884)  (190412)  (1904)  (1910)  (1928)  (1928) 19 12046852011  

ソフィア
sophia

「知恵」の意。ギリシア語 sophiaには職人の技術知という意味もあったが,ヘロドトス頃までに理論的知識の意が含まれるようになった。ヘラクレイトスは,当時 sophistēs (賢者) と呼ばれていたピタゴラスの sophiaを polymathiē (博識) として,真実を語る sophiaと区別,またプラトンは,真の sophiaは神にのみ属するものであり,philosophia (愛知) の究極の対象であるとしてソフィストたちの主張する知識と峻別した。さらにアリストテレスでは最高の知性的な徳としての sophiaが実践的知識としての phronēsisと対比され,theologikē (神学) である第一哲学も sophiaと呼ばれている。一方キリスト教においても,キリストが神の力 theou dynamis,神の知恵 theou sophiaともいわれ,sophiaは神に帰属する至高のものとして示されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

山川 世界史小辞典 改訂新版 「ソフィア」の解説

ソフィア
Sofija


6西29138218791980100

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

百科事典マイペディア 「ソフィア」の意味・わかりやすい解説

ソフィア

ブルガリアの首都。同国西部,イスカル川が貫流し,肥沃な農業地帯をなすソフィア盆地にあり,南にビトシャ山がそびえる。近隣諸国の都市を結ぶ鉄道・道路の要地で,行政・文化の中心地。同国最大の工業地帯でもあり,鉄鋼・冶金・機械・化学(とくに薬品)・繊維・食品加工などの工業が行われる。農産物の集散地。大学(1888年創立),各種専門学校,オペラ劇場,考古学・民族博物館,6世紀以来の聖ソフィア教会(地名はこれにちなむ)などがある。古代トラキアの植民市で,29年にローマ領となり,セルディカSerdicaと呼ばれた。9−11世紀にはブルガリア第一王国の首都。のちビザンティン,トルコ支配下にあったが,1879年ブルガリアの首都。120万2761人(2011)。
→関連項目ブルガリア

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

タコノキ

タコノキ科の常緑高木。小笠原諸島に特産する。幹は直立して太い枝をまばらに斜上し,下部には多数の太い気根がある。葉は幹の頂上に密生し,長さ1〜2m,幅約7cmで,先は細くとがり,縁には鋭い鋸歯(きょし)...

タコノキの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android