デジタル大辞泉 「ダイゼイン」の意味・読み・例文・類語 ダイゼイン(daidzein) イソフラボンの一種。マメ科の植物に存在し、大豆や豆腐などの食品にも含まれる。体内で雌性ホルモンと似たはたらきをするファイトエストロゲンの一つとして知られる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
化学辞典 第2版 「ダイゼイン」の解説 ダイゼインダイゼインdaidzein 7,4′-dihydroxyisoflavone.C15H10O4(254.23).イソフラボン類の一つ.マメ科Pueraria thunbergiana Benth.の根に含まれ,またGlycine hispida L.の種子では配糖体ダイジンとして存在する植物エストロゲンの一種.無色の柱状晶.融点315~320 ℃(300 ℃ より黒変する).λmax 250 nm(log ε 4.44).水に不溶,アルコール類,アセトンに可溶.アルカリに溶けて,溶液は紫外線下で蛍光を発する.塩化鉄(Ⅲ)溶液で呈色しない.[CAS 486-66-8] 出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報