チュルク諸語(読み)チュルクしょご(英語表記)Turkic

翻訳|Turkic

精選版 日本国語大辞典 「チュルク諸語」の意味・読み・例文・類語

チュルク‐しょご【チュルク諸語】

 

(一)   ( Turk ) 調
 

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改訂新版 世界大百科事典 「チュルク諸語」の意味・わかりやすい解説

チュルク諸語 (チュルクしょご)
Turkic


TuretsTyurk西21°160°40001054

 A.SamoilovičRtǎhhǎr︿Zdokuztugəz︿ZDatakadakazak︿Yayak︿︿

 調/aoıu//eöiü/ayakayek3/uüoö//uüoö/gör-ün-dü︿gör︿görün︿bil-in-di︿bil︿bilin︿/uüoö//aeoö/bul-du︿gör-dü︿al-dı︿bil-di︿bul-acak︿gör-ecek︿al-acak︿bil-ecek︿

 pullǎm︿pullu︿pullǎmǎr︿pullǎr︿pulli︿pullǎ︿kalaram︿kalarǎn︿kalarě︿kalarǎmǎr︿kalarǎr︿kalarěz︿Minib-deŋ-pičikal-dy-m︿;Kičigpala-lar-西︿西maktub使pičikčagaahathathatzyruhatməktuphatmaktubməktubmektup

 19283910使73273511106970141515

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百科事典マイペディア 「チュルク諸語」の意味・わかりやすい解説

チュルク諸語【チュルクしょご】

 
Turkic調8()101520
 

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チュルク諸語」の意味・わかりやすい解説

チュルク諸語
チュルクしょご
Turkic languages

トルコ共和国のトルコ語,およびそれと同系の諸言語をさす。中央アジア,中国のシンチヤン (新疆) ウイグル自治区,シベリアに広く分布している。話し手約1億人。主要言語は,トルコ語,アゼルバイジャン語,トルクメン語,ウズベク語,キルギス語,カザフ語,カラカルパク語,ノガイ語,クミク語,バシキール語,タタール語,トゥーバ語,ウイグル語,ヤクート語,チュバシ語など。この語族は言語的にかなり均質で,ただヤクート語,とりわけチュバシ語が他から著しく異なるだけである。文法構造上,膠着性を共通にもつ。母音調和もほとんどすべての言語に存在する。最古の文献は8世紀のオルホン碑文・エニセイ碑文であるが,それから現代諸言語への変化はそう大きくない。文字は 1920年代初めまでアラビア文字が使われたが,旧ソ連領内のトルコ族はローマ字を経て現代はロシア文字を使用。トルコ語もローマ字を使用し,アラビア文字は中国やイランなどのトルコ族が使っているだけである。チュルク諸語は,モンゴル語ツングース語とともにアルタイ語族を形成するという見方が有力であるが,証明が完成しているとはいえない。

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世界の主要言語がわかる事典 「チュルク諸語」の解説

チュルクしょご【チュルク諸語】

 
使調8()11Turkic  

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世界大百科事典(旧版)内のチュルク諸語の言及

【アルタイ諸語】より

…これらの諸言語が互いに親族関係にあってアルタイ語族をなすとの説が有力で,さらに朝鮮語や日本語をも含めた親族関係が問題にされることがある。分布地域は広く,一部で重なり合いながら東ヨーロッパからシベリアに及ぶが,チュルク諸語は中央アジアを中心に東ヨーロッパ,中国西部,シベリアの南部・中部などに話されており,モンゴル諸語はモンゴル,中国の内モンゴル地方を中心に,ボルガ川中流,アフガニスタン,シベリアのバイカル湖付近などに分布する。ツングース諸語は中国の新疆ウイグル自治区,東北地方などに一部話されているが,沿海州やシベリア中部から東部にかけて分布する。…

【チャガタイ語】より


()(西)(14051506)

【突厥語】より

…突厥時代に建置された突厥碑文やウイグル帝国時代の碑文,さらにはエニセイ川流域のエニセイ碑文などに突厥文字を用いて刻まれたチュルク語のことを一般に突厥語と呼んでいる。これらの碑文は,チュルク諸語文献中最古のもので,突厥語は古代チュルク語の主要な部分を構成している。突厥語は,言語資料としては量の多いものではないが,チュルク語史やアルタイ語比較研究にとってはきわめて重要な役割を果たす。…

【トムセン】より

…印欧語については,ロマンス語の音韻史,ゲルマン語とバルト語との関係,ゲルマン語およびバルト語とフィン語との関係についての論文がある。1893年,シベリアのオルホン川,エニセイ川両河岸で発見された碑文を解読し,最古(8世紀)のチュルク語(チュルク諸語)資料を提供した業績は世界言語学史上に輝くもので,日本の東洋史家の間に古くから知られている(1894年刊《オルホンおよびエニセイの碑文の解読》,1896年刊《解読されたオルホン碑文》)。のち,ヒンディー語,サンターリー語を研究した。…

【トルコ語】より

…狭義ではトルコ共和国の言語をさし,広義ではアジア大陸,ヨーロッパ大陸に広く分布するチュルク諸語をさす。トルコ語を母語とする者は,トルコ共和国に1990年現在で約5195万人(共和国の人口の約92%),ブルガリア,ルーマニア,ギリシア,旧ユーゴスラビアなどにも少数いる。…

※「チュルク諸語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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