ハタザオ(読み)はたざお

改訂新版 世界大百科事典 「ハタザオ」の意味・わかりやすい解説

ハタザオ (旗竿)
Arabis glabra (L.) Benth.


 70100cm5956.5cm

 Arabisrock-cress10A.stelleri DC.56A.hirsuta L. Scop.ssp.nipponica Franch. KitamuraA.flagellosa Miq.451015cm西A.albida Stev.wall-cressA.alpina L.


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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ハタザオ」の意味・わかりやすい解説

ハタザオ
はたざお / 旗竿
[学] Turritis glabra L.
Arabis glabra (L.) Bernh.


APG0.71()46447沿0.82竿()

 12010231Turritis

 20201113

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百科事典マイペディア 「ハタザオ」の意味・わかりやすい解説

ハタザオ

北海道〜九州,ユーラシアに広く分布し,日当りのよい草地にはえるアブラナ科の二年草。全体に粉白色を帯び,下半部には毛がある。茎は直立して高さ40〜130cm,あまり分枝せず,茎葉は広披針形で,基部には耳があって茎を抱く。晩春,茎頂に花穂を出し,黄白色で小さい4弁花を多数開く。花穂は下から開花するに従ってのび,長さ30cmに達する。果実は線形で,茎に接してつき,熟すと2裂する。名は旗竿で,直立する草姿による。近縁のヤマハタザオは全体に星毛があり,花弁は白い。ハマハタザオは海岸にはえ,花穂が短く,花弁はやや大きい。深山にはえるミヤマハタザオは多年生で,全体に繊細,葉の基部は耳形にならない。

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