パンソリ(英語表記)P`ansori

デジタル大辞泉 「パンソリ」の意味・読み・例文・類語

パンソリ

 
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精選版 日本国語大辞典 「パンソリ」の意味・読み・例文・類語

パンソリ

  1. 〘 名詞 〙 ( [朝鮮語] pan-sori 場の声(音楽)の意 ) 朝鮮の民族芸能。太鼓の伴奏にあわせて一人で数役を演唱する。チャン(唱)、アニーリ(語り)、パルリム(所作)がある。

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改訂新版 世界大百科事典 「パンソリ」の意味・わかりやすい解説

パンソリ
P`ansori


18

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百科事典マイペディア 「パンソリ」の意味・わかりやすい解説

パンソリ

 
()2003
 

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「パンソリ」の意味・わかりやすい解説

パンソリ
ぱんそり


()()調1()16()()()19125便()西便()()調()調()調()調()()

  


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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パンソリ」の意味・わかりやすい解説

パンソリ
p'ansori

朝鮮の代表的な民族芸能の一つ。日本の浄瑠璃に近く,物語に節をつけてうたう語り物音楽。唱劇または唱楽劇歌ともいう。唱夫すなわち広大 (クワンデ) 1人が右手に扇子を持ち,太鼓手1人の伴奏で歌と白 (せりふ) と科 (しぐさ) を織り交ぜて長い物語を劇的に語る。パンソリの語源は明らかでないが,パン (人の集るところ,または舞台) のソリ (歌) の意で,広大がうたう歌 (広大ソリ) の淵源は新羅の花郎道にさかのぼる。パンソリとして明確な形をとるようになったのは粛宗 (在位 1674~1720) 頃で,文献上は柳振漢 (1711~91) の『晩華集』にみえる『春香歌』 (1754) が最も古い。叙事巫歌の影響を受けて発展し,宋晩載,権三得,申在孝らの歌人が集大成し,多くの名唱が出た。『春香歌』『沈清伝』『興甫歌』『水宮歌』『赤壁歌』『はい裨将伝』『雍固執打令』など 12曲あったが,現在は初めの5曲が伝承されており,劇的な内容をもつ『春香歌』が最も有名。地方色豊かなリズム (長短) と旋律で歌われる。 20世紀初めにパンソリを劇化し,数人で役柄を分担して扮装と舞台装置を伴い歌い分ける唱劇の形式が生れ,多くの唱劇団が活躍している。

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世界大百科事典(旧版)内のパンソリの言及

【歌謡曲】より


[演歌復活]
 テレビはもっぱら〈ポップス歌謡〉という1977年に,韓国の歌手李成愛(イソンエ)は,《カスマプゲ》(鄭斗守・申東運作詞,朴椿石作曲)で日本の音楽市場に現れ,韓国ブームをひきおこす一方,日本の演歌を独特のフィーリングで歌い,演歌を再浮上させた。演歌は,韓国の俗謡パンソリと音楽的に共通項を多くもち,演歌の源流が韓国にあるともいわれた。これは,1910年代に《船頭小唄》や《籠の鳥》等主題歌映画が朝鮮にもちこまれ,レコードも訳詞で出され,流行したことから,両国間で音楽的共通項が作られたためとみられる。…

【朝鮮演劇】より


 (3)

【朝鮮音楽】より


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※「パンソリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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