現代外国人名録2016 「フリーダ」の解説
フリーダ
Frida
国籍 スウェーデン
生年月日 1945年
本名 ルングスタッド,アンニ・フリッド︿Lyngstad,Anni-Frid﹀
グループ名 旧グループ名=ABBA(アバ)
経歴 1972年ビョルン・ウルヴェウス(ギター)とアグネッタ・フェルツコーグ(ボーカル)、ベニー・アンデション(ピアノ)とフリーダ・ルングスタッド(ボーカル)2組の夫婦で、4人のイニシャルの頭文字をとってボーカルグループ・ABBAを結成する。’74年ユーロビジョン歌曲コンテストにおいて、﹁恋のウォータールー﹂を歌い優勝。その後、同曲は英国チャートで1位、米国チャートで6位となり、英米以外の国から登場したアーティストとして注目される。’77年シングル﹁ダンシング・クイーン﹂が英米のチャートで1位となり、世界的人気グループとなる。他のヒット曲に﹁S.O.S.﹂(’75年)、﹁悲しきフェルナンド﹂(’76年)、﹁テイク・ア・チャンス・オン・ミー﹂(’78年)、﹁チキチータ﹂(’79年)、﹁スーパー・トゥルーパー﹂(’80年)、アルバムに﹁アライバル﹂﹁ザ・ビジターズ﹂など。日本には’78年プロモーションのため初来日し、その後1ケ月でシングル・アルバムの売上げが100万枚以上となる人気グループに。’80年公演のため再来日し、全11公演で10万人を動員した。また、日本のアイドル・ピンクレディのお手本としても知られた。’83年両夫婦の離婚もあり活動停止、事実上の解散に。以後ソロ活動を行う。’99年に初演された、ABBAの曲をふんだんに使ったミュージカル﹁マンマ・ミーア!﹂は各国で上演され人気を呼ぶ。2001年ABBA時代の﹁S.O.S.﹂﹁チキチータ﹂が日本のテレビドラマ﹁ストロベリー・オンザ・ショートケーキ﹂に使用されて再び脚光を浴び、日本限定のベスト盤﹁S.O.S. THE BEST OF ABBA﹂がリリースされる。2009年ABBAがロックの殿堂入り。2014年40周年記念日本限定ベスト盤﹁ABBA 40/40〜ベスト・セレクション﹂が発売された。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報