ボクシング(読み)ぼくしんぐ(英語表記)boxing

翻訳|boxing

デジタル大辞泉 「ボクシング」の意味・読み・例文・類語

ボクシング(boxing)

二人の競技者がロープを張って囲んだ四角の競技場(リング)で相対し、両手にグローブをはめて上半身を打ち合い、ノックアウトを目的に勝敗を争う競技。体重別の階級制。拳闘。
[補説]ボクシングの体重別階級
アマチュアAIBA
階級/体重エリート・ユース*1 男子エリート・ユース*1 女子オリンピック 女子ジュニア*2 男子・女子
ピン級42キロ超 46キロまで
ライトフライ級46キロ超 49キロまで45キロ超 48キロまで46キロ超 48キロまで
フライ級49キロ超 52キロまで48キロ超 51キロまで48キロ超 51キロまで48キロ超 50キロまで
ライトバンタム級50キロ超 52キロまで
バンタム級52キロ超 56キロまで51キロ超 54キロまで52キロ超 54キロまで
フェザー級54キロ超 57キロまで54キロ超 57キロまで
ライト級56キロ超 60キロまで57キロ超 60キロまで57キロ超 60キロまで57キロ超 60キロまで
ライトウエルター級60キロ超 64キロまで60キロ超 64キロまで60キロ超 63キロまで
ウエルター級64キロ超 69キロまで64キロ超 69キロまで63キロ超 66キロまで
ライトミドル級66キロ超 70キロまで
ミドル級69キロ超 75キロまで69キロ超 75キロまで69キロ超 75キロまで70キロ超 75キロまで
ライトヘビー級75キロ超 81キロまで75キロ超 81キロまで75キロ超 80キロまで
ヘビー級81キロ超 91キロまで81キロ超80キロ超
スーパーヘビー級91キロ超
*1 エリートは19歳以上40歳以下、ユースは17~18歳。ユースの選手はエリート部門の試合にも出場可能。
*2 ジュニアは15~16歳。

プロWBAWBC
階級体重*7
アトム級*1102ポンド(約46.27キロ)以下
ミニマム級*2105ポンド(約47.63キロ)以下
ライトフライ級108ポンド(約48.99キロ)以下
フライ級112ポンド(約50.80キロ)以下
スーパーフライ級115ポンド(約52.16キロ)以下
バンタム級118ポンド(約53.52キロ)以下
スーパーバンタム級122ポンド(約55.34キロ)以下
フェザー級126ポンド(約57.15キロ)以下
スーパーフェザー級130ポンド(約58.97キロ)以下
ライト級135ポンド(約61.23キロ)以下
スーパーライト級140ポンド(約63.50キロ)以下
ウエルター級147ポンド(約66.68キロ)以下
スーパーウエルター級154ポンド(約69.85キロ)以下
ミドル級160ポンド(約72.57キロ)以下
スーパーミドル級168ポンド(約76.20キロ)以下
ライトヘビー級*3175ポンド(約79.38キロ)以下
クルーザー級*4200ポンド(約90.72キロ)以下
ブリッジャー級*5200ポンド(約90.72キロ)超 224ポンド(約101.6キロ)以下
ヘビー級*6200ポンド(約90.72キロ)超
1 WBC2 WBC3 WBA4
5 WBC
6 WBA17579.38WBC16876.20
7 
[]  

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精選版 日本国語大辞典 「ボクシング」の意味・読み・例文・類語

ボクシング

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] boxing ) ふたりの競技者がリング上で両手にグローブをはめて上半身を打ち合い、勝敗を争うスポーツ。拳闘(けんとう)
    1. [初出の実例]「或はボクシングとて両人掌にて突合鼻血の出る迄相争ひ」(出典:古川正雄の洋行漫筆(1874)〈古川正雄〉)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ボクシング」の意味・わかりやすい解説

ボクシング
ぼくしんぐ
boxing


2()23()()boxer

 pygmaePyxboxingboxblowstroke()slapcuff1440使1560ingboxing

 2020623

歴史

スポーツのなかでもボクシングの歴史は古く、古代エジプトの象形文字によると、エジプト王の兵士の訓練として行われていた。紀元前20世紀(ミノア時代)の地中海東部のクレタ島ではスポーツが盛んであったが、この島のハギア・トリアダ宮殿跡から出土した杯にボクサーの絵が刻まれている。

 また、エーゲ海域へも伝えられた。サントリン島(古代名テラ島)で発掘されたフレスコ壁画(紀元前2000年紀なかごろのもの)には「ボクシングの少年」が描かれている。攻撃する右手に細い革紐(かわひも)を巻きつけ、左手は防御に使われていたらしい(アテネ国立考古博物館蔵)。

[渡辺政史・日本ボクシング連盟審判部 2020年6月23日]

古代ボクシングの変遷

202()()3

 12062368841616

 264

 344()293

 2020623
近代ボクシング

181719James Figg169517341743Jack Broughton170417897301747使使

 18659John Douglas, 9th Marquess of Queensberry18441900John Graham Chambers18441890123110使247.3使L13059.0M13015670.8H1563

 

 2020623
近代オリンピック

190437

 20200829()7828645201230

 201631AIBAAIBAAPBAIBA Pro BoxingWSBWorld Series of Boxing10()10

 2020322021AIBAIOCIOC

 2022218
日本のボクシング

日本のボクシングは、アメリカでボクサーとして活躍した渡辺勇次郎が東京・下目黒(しもめぐろ)に1921年(大正10)日本拳闘倶楽部(クラブ)を創設したのが始まりである。

 オリンピックでは、1960年(昭和35)の第17回ローマ大会で田辺清(たなべきよし)(1940― )が銅メダル(フライ級)を獲得し、日本人初のメダリストになった。続く1964年の第18回東京大会では桜井孝雄(さくらいたかお)(1941―2012)が初の金メダル(バンタム級)、1968年の第19回メキシコ大会では森岡栄治(もりおかえいじ)(1946―2004)が銅メダル(バンタム級)を獲得。その後2012年(平成24)の第30回ロンドン大会で村田諒太(むらたりょうた)(1986― )が金メダル(ミドル級)、清水聡(しみずさとし)(1986― )が銅メダル(バンタム級)を獲得し、日本では44年ぶりのメダル獲得となった。また、2020年(令和2)第32回東京大会(2021年開催)で、男子は田中亮明(たなかりょうめい)(1993― )が銅メダル(フライ級)を獲得。今大会がオリンピック初出場となった女子は、並木月海(なみきつきみ)(1998― )が銅メダル(フライ級)、入江聖奈(いりえせな)(2000― )が金メダル(フェザー級)を獲得。各階級で日本人初のメダリストとなった。

[渡辺政史・日本ボクシング連盟審判部 2022年2月18日]

組織

国際統括組織

International Boxing AssociationAIBA19207FIBAFédération Internationale de Boxe Amateur1946AIBAAssociation Internationale de Boxe Amateur2006AIBA使2016200AIBA︿32IOC

 WBAWorld Boxing AssociationWBCWorld Boxing CouncilWBA1962WBC1963WBOWorld Boxing OrganizationIBFInternational Boxing FederationWBAWBC4

 2020623
日本の組織

アマチュアボクシングには、一般社団法人日本ボクシング連盟(JABF:Japan Amateur Boxing Federation)がある。1926年に全日本アマチュア拳闘連盟として設立され、1971年(昭和46)日本アマチュアボクシング連盟に、2013年に現名称に改称した。本部は東京・渋谷区に置いていたが、2019年(令和1)に東京都・新宿区のJapan Sport Olympic Squareに移転した。

 プロフェッショナルボクシングには、一般財団法人日本ボクシングコミッション(JBC:Japan Boxing Commission)がある。1952年に設立され、本部は東京・文京区にある。

[渡辺政史・日本ボクシング連盟審判部 2020年6月23日]

競技方式

競技方式はアマチュア、プロフェッショナルで方式が異なる。以下、2019年のJABFルールにより、アマチュアボクシングの概要を説明していく。

[渡辺政史・日本ボクシング連盟審判部 2020年6月23日]

階級・競技年齢

ボクシングでは体重により階級を定め、階級の同じ者同士が試合を行う。さらにオリンピックを除き、年齢によって部門が分かれる。

[日本ボクシング連盟審判部 2020年6月23日]

年齢による区分

国内大会および国際大会における年齢区分は、以下のようになっている。

〔国内大会における呼称と年齢区分〕
(1)UJ小学生の部:10~12歳である小学5年生および6年生の男子・女子(UJ:アンダージュニア)
(2)UJ中学生の部:12~15歳である中学1年生から3年生の男子・女子
(3)ジュニアの部:全国高等学校体育連盟(高体連)・国民体育大会(国体)規定による男子・女子
(4)シニアの部:19~40歳の男子・女子(19歳は年度内に19歳になる者、40歳は誕生年を基準とする)

〔国際大会における呼称と年齢区分(男・女)〕
 競技者の年齢は誕生年を基準とする。

(1)ジュニア:15~16歳
(2)ユース:17~18歳
(3)エリート:19~40歳(オリンピックでは、この年齢区分の競技者に出場資格がある)
[日本ボクシング連盟審判部 2020年6月23日]

体重による区分

国内大会およびオリンピックにおける体重別階級は、以下のようになっている(単位はkg:キログラム。以下キロと略)。

〔UJ小学生の部(男・女)〕
(1)31キロ級:28キロ超31キロまで
(2)34キロ級:31キロ超34キロまで
(3)37キロ級:34キロ超37キロまで
(4)40キロ級:37キロ超40キロまで
(5)43キロ級:40キロ超43キロまで
(6)46キロ級:43キロ超46キロまで
(7)49キロ級:46キロ超49キロまで
(8)52キロ級:49キロ超52キロまで
(9)56キロ級:52キロ超56キロまで

〔UJ中学生の部(男・女)〕
(1)33キロ級:30キロ超33キロまで
(2)36キロ級:33キロ超36キロまで
(3)39キロ級:36キロ超39キロまで
(4)42キロ級:39キロ超42キロまで
(5)45キロ級:42キロ超45キロまで
(6)48キロ級:45キロ超48キロまで
(7)51キロ級:48キロ超51キロまで
(8)54キロ級:51キロ超54キロまで
(9)57キロ級:54キロ超57キロまで
(10)60キロ級:57キロ超60キロまで
(11)64キロ級:60キロ超64キロまで
(12)68キロ級:64キロ超68キロまで
(13)72キロ級:68キロ超72キロまで

〔男子ジュニア・シニア〕
(1)ピン:44キロ超46キロまで(国内高校のみ適用)
(2)ライトフライ:46キロ超49キロまで
(3)フライ:49キロ超52キロまで
(4)バンタム:52キロ超56キロまで
(5)ライト:56キロ超60キロまで
(6)ライトウェルター:60キロ超64キロまで
(7)ウェルター:64キロ超69キロまで
(8)ミドル:69キロ超75キロまで
(9)ライトヘビー:75キロ超81キロまで
(10)ヘビー:81キロ超91キロまで
(11)スーパーヘビー:91キロ超

〔女子ジュニア・シニア〕
(1)ピン:43キロ超45キロまで(国内高校のみ適用)
(2)ライトフライ:45キロ超48キロまで
(3)フライ:48キロ超51キロまで
(4)バンタム:51キロ超54キロまで
(5)フェザー:54キロ超57キロまで
(6)ライト:57キロ超60キロまで
(7)ライトウェルター:60キロ超64キロまで
(8)ウェルター:64キロ超69キロまで
(9)ミドル:69キロ超75キロまで
(10)ライトヘビー:75キロ超81キロまで
(11)ヘビー:81キロ超

〔オリンピック男子〕
(1)フライ:48キロ超52キロまで
(2)フェザー:52キロ超57キロまで
(3)ライト:57キロ超63キロまで
(4)ウェルター:63キロ超69キロまで
(5)ミドル:69キロ超75キロまで
(6)ライトヘビー:75キロ超81キロまで
(7)ヘビー:81キロ超91キロまで
(8)スーパーヘビー:91キロ超

〔オリンピック女子〕
(1)フライ:48キロ超51キロまで
(2)フェザー:54キロ超57キロまで
(3)ライト:57キロ超60キロまで
(4)ウェルター:64キロ超69キロまで
(5)ミドル:69キロ超75キロまで
[日本ボクシング連盟審判部 2020年6月23日]

リング

リングは7.8メートルの正方形で、ロープ内は6.1メートルである。下から40・70・100・130センチメートルの高さに4本のロープを張る。滑りにくい素材のキャンバスで全床を覆わなければならないが、キャンバス地の色は青色とする。

[日本ボクシング連盟審判部 2020年6月23日]

用具

JABFAIBAJABF使UJ60646872UJ561233910284使

 ()T

 2013

 2.54.55.7JABF使

 2020623
競技時間

シニアは3分3ラウンド、ジュニアは2分3ラウンド、UJ小学生は1分30秒3ラウンド、UJ中学生は2分3ラウンドとする。プロボクシングの日本選手権は3分10ラウンド、東洋・太平洋選手権、世界選手権は12ラウンドである。いずれの場合も各ラウンドの間に1分間のインターバルがある。

[渡辺政史・日本ボクシング連盟審判部 2020年6月23日]

セカンド・審判員の人数

各競技者はセカンド(選手の介添えや指示を出したりする役。選手の安全のため、試合を棄権する権限をもつ。セコンドともいう)を3名までもつことができる。インターバルの間に2名がリングに上がることができ、そのうちの1名がロープ内に入ることができる。審判員の人数はレフリー(主審)が1名、ジャッジが5名か3名である。

[日本ボクシング連盟審判部 2020年6月23日]

競技の判決

(1)WPWin on points 

(2)ABDAbandon 

(3)RSCReferee Stops Contest 

(4)RSC-IReferee Stops Contest-injured 90

(5)DSQDisqualification 13

(6)KOKnockout 10

(7)WOWalkover 

(8)Extraordinary Rescheduling 11

 2020623
採点法

JABFの公認競技会はすべて、パーソナル・コンピュータ(PC)でAIBA認定ソフトを用いて、10ポイント・マスト・システムにより採点することを原則とする。PCを使用しない場合は、スコアリングペーパーによるマニュアル方式で採点する。

[渡辺政史・日本ボクシング連盟審判部 2020年6月23日]

採点基準

よく握ったグローブのナックル・パートによる打撃で、ターゲットエリア(ベルトラインより上の前面、側面の部分。ただし肩、腕の部分は除く)に、妨げられず、防御されずに直接当たったものをヒットとして得点打とする。また、反則は減点の対象となる。

 ジャッジは以下の条件により、両競技者の価値を競技規則に基づき自主的に判断する。

(1)ターゲットエリアへの質の高い打撃の数
(2)技術や戦術の優勢を伴って競技を支配している
(3)積極性
[渡辺政史・日本ボクシング連盟審判部 2022年2月18日]

得点の与え方

得点はラウンドごとに与えられる。

(1)10-9:接近したラウンド
(2)10-8:優勢に試合を進め勝者がはっきりわかるラウンド
(3)10-7:完全に優勢なラウンド
 なお、ダウンをとったことには特別な点数は与えられない。

[日本ボクシング連盟審判部 2020年6月23日]

反則行為




1
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)退
(7)
(8)1
2
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
3
(1)
(2)
(3)
(4)
 2020623

攻防の技術




 

 

 使()

 2020623

198121198419901997Norman GardinerAthletics of the Ancient World1978, Oxford University Press

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改訂新版 世界大百科事典 「ボクシング」の意味・わかりやすい解説

ボクシング
boxing





Frannk G.MenkeJohn G.Grombach168823caestus退姿pugilism1317

16811Dudley S.ListerJames Figg1695-17341719bare knuckle fightmill30223Jack Broughton1704-8932︿717431T.J.C.︿181︿

 18608John Sholto Douglas, Marquis of Queensberry1844-90John G.Chambers1843-836731︿191891Peter JacksonJames J.Corbett1863-19331992J.L.︿20G.1921J.G.︿2627Gene Tunney10M.J.

 1921National Boxing AssociationNBA62World Boxing AssociationWBA63WBAWorld Boxing CouncilWBCWBA83Intemational Boxing FederationIBF88World Boxing OrganizationWBOWBAWBC1904Association Intenationale de Boxe AmateurAIBA2007195

19221889-19562628932AIBA64181952NBAWBAWBC52

4323311145681012323101210KORSCTKO235310520

 8281018227g10283g101012

ボクシングのコラム・用語解説

【ボクシング用語】






使











使





KO





姿



































TKO





KO1010RSCTKOKO1013KO




































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百科事典マイペディア 「ボクシング」の意味・わかりやすい解説

ボクシング

 
()10TKO13134151017WBAWBC1904201210317341960196419682012
 

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボクシング」の意味・わかりやすい解説

ボクシング
boxing

 
2 688 17191743 1839 7.3m 1867使19241920 ()  19211926 5.477.31m 6.1m1711 (12) 1313 (123) 4681012KO TKO ( RSC) 12 (53)  AIBA ( )  

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知恵蔵 「ボクシング」の解説

ボクシング

 
25.477.31m()17121920(WBA:World Boxing Association)63(WBC:World Boxing Council)83(IBF:International Boxing Federation)88(WBO:World Boxing Organization)WBA(JBC:Japan Boxing Commission)WBAWBC314568101212(KO=10)(TKO=)
(   2007)
 

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世界大百科事典(旧版)内のボクシングの言及

【民族スポーツ】より




 

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