出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
タンパク質の呈色反応の一つ.フェノール性ヒドロキシ基をもつアミノ酸であるチロシンやヒドロキシフェニルアラニンの検出・定量法.チロシンにミロン試薬(水銀を発煙硝酸に溶解したもの)を反応させるとニトロソフェノールの水銀錯塩が生成し,褐色を呈する.改良法として,硫酸水銀(Ⅱ)と亜硝酸ナトリウムで濃赤色(λmax 480 nm)に発色させる方法がある.反応はフェノールによるので,サリチル酸やチモールなども陽性である.NaCl,トリプトファンなどにより阻害される.臨床応用として尿中のフェノールの検出に用いられる.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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