レクイエム

デジタル大辞泉 「レクイエム」の意味・読み・例文・類語

レクイエム(〈ラテン〉requiem)

 
1Requiem
2 1
[]  

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「レクイエム」の意味・読み・例文・類語

レクイエム

 

(一)   ( [] requiem )
(二)[  ]  requiem 
(三)[  ] [  ]
(一)[](1970︿)
 

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「レクイエム」の意味・わかりやすい解説

レクイエム

 
︿︿︿W.
 

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

改訂新版 世界大百科事典 「レクイエム」の意味・わかりやすい解説

レクイエム
requiem[ラテン]


1︿requiem︿︿︿︿dies irae112︿14

2︿︿15T.L.de160019A.20M.︿H.

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「レクイエム」の意味・わかりやすい解説

レクイエム
れくいえむ
requiem ラテン語

キリスト教において、死者のための典礼で歌われるミサ曲。わが国では「鎮魂曲」「鎮魂ミサ」などと訳されることがあるが、死者が天国へ迎え入れられるように神に祈る典礼のためであって、死者の霊を弔うものではないから、適切な呼称ではない。レクイエム(「安息」の意)の名は、このミサ曲の最初に歌われるイントロイトゥスの冒頭のことばに由来する。

 楽曲としてのミサ曲は、中世以来20世紀に至るまで、〔1〕イントロイトゥス(入祭唱)、〔2〕キリエ(あわれみの賛歌)、〔3〕グラドゥアーレ(昇階唱)、〔4〕トラクトゥス(詠唱)、〔5〕セクエンツィア(続唱)、〔6〕オッフェルトリウム(奉納唱)、〔7〕サンクトゥス(感謝の賛歌)、〔8〕アニュス・デイ、〔9〕コンムニオ(拝領唱)の9章から構成されてきており、普通のミサで歌われる、グロリア、クレド、アレルヤは省かれている。しかし、1972年の改革の結果、現在ではセクエンツィアは歌われない。中世の間は、単旋律のグレゴリオ聖歌で歌われてきたが、15世紀後半以来、多声によるレクイエムが多数書かれるようになった。現存する最古の多声レクイエムは、15世紀の作曲家オケヘムによって作曲されたものである。以来、16世紀に至るまで多くの作曲家がこれを手がけたが、9章のうち、いずれかの章が多声化されない場合が普通だった。また、フランスやフランドル系の作曲家たちの作品では、グラドゥアーレとトラクトゥスの歌詞が一般のものと異なっている。17世紀以後は、それまでほとんど作曲されなかったセクエンツィアの多声化が目だつようになり、18世紀後半からは、モーツァルトの例にみられるように、充実した管弦楽を伴うものが多くなる。19、20世紀にも、ベルリオーズ、ベルディ、ブルックナー、サン・サーンス、フォーレ、ブリテンらによって、名作が多数書かれた。ブラームスのように、まったく別の歌詞による『ドイツ・レクイエム』の例もある。

[今谷和徳]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「レクイエム」の解説

レクイエム

米国の作家ジェイムズ・エルロイの処女ミステリー(1981)。原題《Brown's Requiem》。1998年ジェイソン・フリーランド監督で映画化。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

タコノキ

タコノキ科の常緑高木。小笠原諸島に特産する。幹は直立して太い枝をまばらに斜上し,下部には多数の太い気根がある。葉は幹の頂上に密生し,長さ1〜2m,幅約7cmで,先は細くとがり,縁には鋭い鋸歯(きょし)...

タコノキの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android