デジタル大辞泉 「一生歯性」の意味・読み・例文・類語 いっせい‐しせい【一生歯性】 動物の歯が、出生後に1回生えるのみで、生えかわりが無いこと。また、そのような動物の分類。ネズミやリスなどのげっ歯類がこれにあたり、その歯は一生伸び続ける。→二生歯性 →多生歯性 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
世界大百科事典(旧版)内の一生歯性の言及 【歯】より …第1は,魚類から爬虫類まで続いてきた多生歯性が変わったこと,つまり,各歯の代生は一度だけで,乳歯とその代生歯である永久歯という2世代だけか,または代生が一度も起こらず,1世代だけの歯が生ずるようになったことである。2世代だけはえることを︿二生歯性﹀,1世代だけはえることを︿一生歯性﹀といい,それぞれの歯がどちらによるかは動物の種と歯の種類によって厳密に決まっている。 第2は,歯が顎骨に固定される様式が変わったことである。… ※「一生歯性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」