丹下健三(読み)タンゲケンゾウ

デジタル大辞泉 「丹下健三」の意味・読み・例文・類語

たんげ‐けんぞう〔‐ケンザウ〕【丹下健三】

 
19132005  

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「丹下健三」の意味・わかりやすい解説

丹下健三
たんげけんぞう
(1913―2005)


()192110()19381319411942MICHELANGELO()60()

 1940119421943()()194619631974退()()19211990()()()()19491

 19501958()()1950()()195019581960

 196119601960西()1960()1964HP1964

 197019661984

 198619911990199650200214

 1965BCS19661966196719801984198419861987殿19931953駿()195719571970OUB19861989



1960196019611966 1946-19581966 1955-19641968  197019751985Kenzo Tange Associates Vol.1319872002

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「丹下健三」の意味・わかりやすい解説

丹下健三【たんげけんぞう】

 
19421955195819571991宿︿196019611964197019671980
CIAM  

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「丹下健三」の意味・わかりやすい解説

丹下健三
たんげけんぞう

 
[]1913.9.4. 
[]2005.3.22. 
19381946194619641974196119571959601950195519571958196419641970197919911960196265 1946196919702119711966 AIA1979198019871993殿1996  

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

改訂新版 世界大百科事典 「丹下健三」の意味・わかりやすい解説

丹下健三 (たんげけんぞう)
生没年:1913-2005(大正2-平成17)

建築家。愛媛県今治市に生まれ,1938年東京大学を卒業。在学中はル・コルビュジエの建築に傾倒し,前川国男の事務所を経て大学院に戻り,46年東京大学助教授,63年教授となった(74年退官)。戦前は設計競技にたびたび入賞し,戦後《広島平和記念館》(1955)の設計で近代建築の旗手としてデビュー。日本的な意匠と構造の感覚を示した《香川県庁舎》(1958),《東京都庁舎》(1957)などによって日本の近代建築を海外に知らしめる。東京オリンピック大会に際して大胆なつり屋根構造の国立屋内総合競技場(代々木競技場。1964)を設計し,以後世界二十数ヵ国に設計活動の場を広げる。東京計画1960,大阪万国博会場マスター・プラン(1970),ボローニャ副都心計画,ナイジェリア新首都計画等,都市設計にも腕をふるう。構造を明快に視覚化する造形によって,日本の近代建築を確立し,世界の代表的建築家となった。東大退官後は設計に専念し,80年文化勲章を受ける。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「丹下健三」の解説

丹下健三 たんげ-けんぞう

1913-2005 昭和-平成時代の建築家。
大正2年9月4日生まれ。広島平和記念公園などの競技設計に当選をかさね,地位を確立。昭和36年丹下健三・都市・建築設計研究所を開設。38-49年東大教授。戦後日本を代表する建築家のひとり。作品に東京代々木の国立屋内総合競技場,東京カテドラル聖マリア大聖堂,東京都新庁舎など。ユーゴスラビアのスコピエ再建都市計画,イタリアのボローニャの都市計画なども手がける。55年文化勲章。62年プリッカー賞。平成17年3月22日死去。91歳。愛媛県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の丹下健三の言及

【機能主義建築】より


L.H.︿︿L.I.︿

【コア構造】より

…37階)では無柱空間の事務室が作られた。日本では1921年の日本興業銀行で耐震壁が設けられ,その効果が2年後の関東大地震で実証されたが,コア構造の出現は丹下健三による58年の東京都庁舎まで待たなければならなかった。彼はさらに58年の香川県庁舎で坪井善勝の構造設計によって,より明快にコア構造を実現させた。…

【スコピエ】より

…しかし63年7月26日またも大地震に見舞われ,町の中心部は壊滅,死者は1000人を超えた。現在は丹下健三の復興計画を下敷きにした近代都市に生まれ変わった。1873年にテッサロニキと,88年にはベオグラードと鉄道でつながり,第2次大戦後は空港も得ておおいに活気を呈している。…

※「丹下健三」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

タコノキ

タコノキ科の常緑高木。小笠原諸島に特産する。幹は直立して太い枝をまばらに斜上し,下部には多数の太い気根がある。葉は幹の頂上に密生し,長さ1〜2m,幅約7cmで,先は細くとがり,縁には鋭い鋸歯(きょし)...

タコノキの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android