デジタル大辞泉 「代議士」の意味・読み・例文・類語 だいぎ‐し【代議士】 国民から選ばれ、国民を代表して国政を議する人。特に、衆議院議員をいうことが多い。[類語]政治家・議員・選良・党員・党人・陣笠連 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「代議士」の意味・読み・例文・類語 だいぎ‐し【代議士】 (一)〘 名詞 〙 ( [英語] representative の訳語 ) 国民の公選によって衆議院に出て、国民を代表して国政を議する人。参議院議員も国民の公選により国民を代表するが、旧制の貴族院議員に代わるものであるところから、特に衆議院議員だけをさして用いることが多い。 (一)[初出の実例]﹁又下院は各国皆庶民の代議士を以て之に充つ﹂(出典‥立憲政体略︵1868︶︿加藤弘之﹀上下同治) 代議士の語誌 明治初期から使われていたが、当時は定まった呼称ではなく、﹁明六雑誌﹂では﹁代議者﹂﹁代議人﹂、また﹁草莽雑誌﹂では﹁代議員﹂と記されている。明治中期以後、﹁代議士﹂に統一された。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「代議士」の意味・わかりやすい解説 代議士だいぎし 衆議院議員の俗称。日本の帝国議会において,非公選の貴族院議員に対し,国民から直接選ばれる公選の議員であることを意味して用いられた。現在でもその名残りとして衆議院議員だけが代議士と通称されている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
世界大百科事典(旧版)内の代議士の言及 【国会議員】より …日本で,全国的レベルでの政治的課題に関する立法的機能の遂行,国家予算の審議・議決,中央政府の監督・批判を任務とする全国的議会としての国会の構成メンバーをいい,衆議院議員と参議院議員を含む。衆議院議員は代議士とも呼ばれる。ともに国民の直接選挙で選ばれる。… ※「代議士」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」