デジタル大辞泉 「保留」の意味・読み・例文・類語 ほ‐りゅう〔‐リウ〕【保留】 ﹇名﹈(スル) 1 そのまま保ちとどめておくこと。とめておくこと。﹁指名権を保留する﹂ 2 その場で決定しないで延ばしておくこと。﹁回答を保留する﹂﹁態度を保留する﹂ 3 電話で、一時的に通話をとめること。﹁保留音﹂ [類語]据え置き・留保・棚上げ・棚に上げる・ペンディング・後回し・二の次・お預け・猶予 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「保留」の意味・読み・例文・類語 ほ‐りゅう‥リウ【保留】 (一)〘 名詞 〙 (二)① おさえとどめておくこと。他に移さないように保っておくこと。また、とどまって元の状態でいること。留保。 (一)[初出の実例]﹁此子に丈優しい詞を掛けることが出来るのが、博士の僅に保留してゐる権利で﹂(出典‥半日︵1909︶︿森鴎外﹀) (三)② その場でとり決めたり手をつけたりしないで、処置をしばらく先に延ばすこと。留保。 (一)[初出の実例]﹁静物乃至自画像などは寒い時の為に保留するといふやうな気もあって﹂(出典‥写生紀行︵1922︶︿寺田寅彦﹀) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例