改訂新版 世界大百科事典 「合の子船」の意味・わかりやすい解説
合の子船 (あいのこぶね)
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…総トン数30~170トン,内燃機関で推進し順風には帆も併用した。この船型は,明治後半,在来の日本型帆船(和船)に代わって沿岸海運の主力となった西洋型縦帆船(スクーナー)またはその影響を強く受けた改良型和船(合の子船)の直接の子孫である。大正期に帆船の補助推進機関として導入された焼玉機関が発達し,それに伴い帆装が簡略になって機帆船が生まれた。…
…すなわち,日本海の北前船はいっそう大型化の一途をたどり,1000石はおろか1500~2000石を超える大船を産みつづける。一方,太平洋側の中型ベザイ船や,〈ダンベイ船〉などは,ようやく洋式船の長所をとり入れて〈合の子船〉と呼ばれるものに変身する。これは,和船の船底屈曲部を,洋式船の肋骨の一部に該当する曲り材(〈マツラ〉と称した。…
※「合の子船」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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