合の子船(読み)あいのこぶね

改訂新版 世界大百科事典 「合の子船」の意味・わかりやすい解説

合の子船 (あいのこぶね)


沿1885︿1887便2

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「合の子船」の意味・わかりやすい解説

合の子船
あいのこぶね

 
18901930沿西1887 500西 (191226) 西  

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世界大百科事典(旧版)内の合の子船の言及

【機帆船】より

…総トン数30~170トン,内燃機関で推進し順風には帆も併用した。この船型は,明治後半,在来の日本型帆船(和船)に代わって沿岸海運の主力となった西洋型縦帆船(スクーナー)またはその影響を強く受けた改良型和船(合の子船)の直接の子孫である。大正期に帆船の補助推進機関として導入された焼玉機関が発達し,それに伴い帆装が簡略になって機帆船が生まれた。…

【和船】より

…すなわち,日本海の北前船はいっそう大型化の一途をたどり,1000石はおろか1500~2000石を超える大船を産みつづける。一方,太平洋側の中型ベザイ船や,〈ダンベイ船〉などは,ようやく洋式船の長所をとり入れて〈合の子船〉と呼ばれるものに変身する。これは,和船の船底屈曲部を,洋式船の肋骨の一部に該当する曲り材(〈マツラ〉と称した。…

※「合の子船」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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