味酒(読み)ウマサケ

デジタル大辞泉 「味酒」の意味・読み・例文・類語

うま‐さけ【味酒/旨酒】

 
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精選版 日本国語大辞典 「味酒」の意味・読み・例文・類語

うま‐さけ【味酒】

 

(一)[1]    
(一)[]()()鹿()()()()()()(720)
(二)[2] 
(一) ()()()()
(一)[]() 殿 ()  殿(720)
(二)()()(8)
(二) 鹿()
(一)[]()鹿(804)
 

うま‐き【味酒】

  1. 〘 名詞 〙 香り高い上等な酒。うまさけ。
    1. [初出の実例]「さながらの八塩折(やしほをり) 美酒(ウマキ)の甕(みか)のまよはしに、さこそは酔はめ」(出典:白羊宮(1906)〈薄田泣菫〉ああ大和にしあらましかば)

あじ‐ざけあぢ‥【味酒】

  1. 〘 名詞 〙 ( 上代語「うまさけ(味酒)」を誤読して生じた語 ) 上等の酒。また、助詞「の」を添えて「みわ」「かみ」「か」などにかかる枕詞の働きをする。
    1. [初出の実例]「あぢざけの三わのはふりが山照らす秋のもみぢの散らまく惜しも〈長屋王〉」(出典:夫木和歌抄(1310頃)一五)

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