国教(読み)コッキョウ(英語表記)state religion

デジタル大辞泉 「国教」の意味・読み・例文・類語

こっ‐きょう〔コクケウ〕【国教】

国家が保護し、広く国民に信奉させる宗教

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精選版 日本国語大辞典 「国教」の意味・読み・例文・類語

こっ‐きょうコクケウ【国教】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 国の文教。〔孟郊‐読経詩〕
  3. 国家がその国民が信奉すべきものとして指定し保護する宗教。
    1. [初出の実例]「近頃教官頻りに国教を祠地寺域に説く」(出典:東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉三)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「国教」の意味・わかりやすい解説

国教
こっきょう
state religion




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 1

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 調()


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百科事典マイペディア 「国教」の意味・わかりやすい解説

国教【こっきょう】

〈国家宗教〉の略。国家が特定の宗教のみを公認して統制・保護を行い,制度的に不可分の関係を有する形態。国家はその教義を統治の根本原理とし,国家行事として儀礼を執行する。ローマ帝国におけるキリスト教やイスラム国家におけるイスラムがそれに当たる。近代国家では多くの場合政治と宗教を分離し(政教分離),信教の自由を認める。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「国教」の意味・わかりやすい解説

国教
こっきょう

信教の自由」のページをご覧ください。

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