多角化(読み)タカクカ

デジタル大辞泉 「多角化」の意味・読み・例文・類語

たかく‐か〔‐クワ〕【多角化】

[名](スル)多方面・多分野にわたるように拡大すること。「経営多角化する」

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精選版 日本国語大辞典 「多角化」の意味・読み・例文・類語

たかく‐か‥クヮ【多角化】

  1. 〘 名詞 〙 多方面・多分野にわたるように拡大すること。
    1. [初出の実例]「多角化の意義ないし効用であることを」(出典:流通革命(1962)〈林周二〉三)

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百科事典マイペディア 「多角化」の意味・わかりやすい解説

多角化【たかくか】

 

 

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ブランド用語集 「多角化」の解説

多角化

多角化とは、製品-市場拡大グリッドにおける新規製品×新規市場のグリッドで売上を伸ばすことをいう。

出典 (株)トライベック・ブランド戦略研究所ブランド用語集について 情報

世界大百科事典(旧版)内の多角化の言及

【経営・経営管理】より

…具体的には,(1)企業環境における(存続と成長の)機会,(存続・成長を危うくする)脅威の識別,(2)自己の相対的強み・弱みの自己点検(技術・商品企画・開発・マーケティング等の力を他企業と比較した場合の相対的優位・劣位),前者を伸ばし,後者を改善または廃除する方向の模索,(3)企業環境と企業との望ましい相互作用の場=企業の望ましい行動領域の設定,(4)望ましい行動領域内部の諸事業に対する重点評価とそれに対応した企業資源(人物,金など)の重点的開発と重点配分,といった過程をたどる。
[アメリカにおける多角化戦略]
 経営・管理のなかで経営戦略ないし戦略的決定が理論的にも実践的にも重視されるようになったのは1960年代以降であり,とりわけ70年代に入って盛んになった。それには,実践的レベルでは1920年代に始まり,50年代の技術革新を背景にして60年代にアメリカのビッグ・ビジネスの成長手段として一般化した多角化(経営多角化)による成長が,戦略的な意味合いを強くもっていたこと,研究レベルではチャンドラーA.D.ChandlerやアンゾフH.I.Ansoffが多角化を戦略的含意をもって評価したことが,大きな影響を与えている。…

【経営多角化】より

…企業の経営戦略のうち,既存製品,既存市場に依存せず,新たな市場分野に進出することによって成長をはかろうとする戦略である。単に多角化ということもある。なお,いくつかの事業の経営を幅広く行う企業の行き方を多角経営という。…

【事業転換】より


((1)貿(2)退(3)(4))調 ︿︿

※「多角化」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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