小舞謡(読み)コマイウタイ

デジタル大辞泉 「小舞謡」の意味・読み・例文・類語

こまい‐うたい〔こまひうたひ〕【小舞謡】

狂言謡うち狂言小舞の地として謡われるもの。

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精選版 日本国語大辞典 「小舞謡」の意味・読み・例文・類語

こまい‐うたいこまひうたひ【小舞謡】

  1. 〘 名詞 〙 狂言謡(うたい)のうち、小舞の地として謡われるもので、それ自身謡としてまとまりをもつ。

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世界大百科事典(旧版)内の小舞謡の言及

【狂言謡】より


退5971

【小舞】より

…詞章は自分で舞いながら謡うばあいと相手役が謡うばあいとある。この小舞の際に謡う曲を小舞謡という。いずれも単独に完結した小品舞踊曲なので,どの小舞をどの狂言に用いるかは流動的だが,現在では,たとえば《七つに成子(なるこ)》を《棒縛》に,《海人》を《寝音曲》に用いるというように,ある程度まで演出が固定して定型化したものもある。…

※「小舞謡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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