展覧会の絵(読み)てんらんかいのえ(英語表記)Kartinki s vystavki[ロシア]
Tableaux d'une exposition[フランス]

精選版 日本国語大辞典 「展覧会の絵」の意味・読み・例文・類語

てんらんかいのえ‥クヮイのヱ【展覧会の絵】

 

(一)( [] Kartinki s vystavki ) 
 

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改訂新版 世界大百科事典 「展覧会の絵」の意味・わかりやすい解説

展覧会の絵 (てんらんかいのえ)
Kartinki s vystavki[ロシア]
Tableaux d'une exposition[フランス]


18741023571234562789101922J.M.使

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百科事典マイペディア 「展覧会の絵」の意味・わかりやすい解説

展覧会の絵【てんらんかいのえ】

 
1842-18731874︿10M.1922︿1  

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「展覧会の絵」の意味・わかりやすい解説

展覧会の絵
てんらんかいのえ
Картинки с выставки/Kartinki s vïstavki ロシア語
Tableaux d'une exposition フランス語

ロシアの作曲家ムソルグスキーのピアノ独奏のための組曲。1874年作曲。前年に世を去った友人の画家ビクトール・ハルトマンの遺作展が直接の創作動機となった。10枚の絵とそこから受けた印象を個々に描写したもので、これら「こびと」「古城」「キエフの大門」など10の小品に加えて、「プロムナード」と題した前奏が間奏としても幾度か現れて全体に統一性を与える。自然主義的な表現と叙情的な表現が錯綜(さくそう)したロシア民族楽派特有の音楽といえよう。この作品には6通りの管弦楽用編曲があるが、そのなかでもっとも有名なのはラベルによるもの(1922)で、巧みなオーケストレーションによって原作にさらに彩りを添えている。

[三宅幸夫]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「展覧会の絵」の意味・わかりやすい解説

展覧会の絵
てんらんかいのえ
Tableaux d'une exposition

ロシアの作曲家 M.ムソルグスキーのピアノ組曲。 1874年作曲。 10曲から成り,各曲の前奏や間奏にあたる「プロムナード」が添えられている。原曲のほか M.ラベル,L.カイエ編曲の管弦楽曲が有名。

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デジタル大辞泉プラス 「展覧会の絵」の解説

展覧会の絵〔ラヴェル〕

フランスの作曲家モーリス・ラヴェルがモデスト・ムソルグスキーのピアノ組曲『展覧会の絵』を管弦楽曲として編曲したもの(1922)。原題《Tableaux d'une exposition》。

展覧会の絵〔ムソルグスキー〕

ロシアの作曲家モデスト・ムソルグスキーのピアノ組曲(1874)。ムソルグスキーの代表作の一つ。フランスのラヴェルによる管弦楽編曲版も広く知られる。

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世界大百科事典(旧版)内の展覧会の絵の言及

【ムソルグスキー】より


(186418651866186618681870)(1874)西N.A.

※「展覧会の絵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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