州試(読み)しゅうし

旺文社世界史事典 三訂版 「州試」の解説

州試
しゅうし

宋代に完成した科挙の3段階制の第1段階に相当する試験
科挙の受験者は,まず最初自分本籍がある州でこの試験を受けた。合格者は挙人と呼ばれ,中央省試殿試を受けた。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android