巡検（読み）ジュンケン

デジタル大辞泉 「巡検」の意味・読み・例文・類語

じゅん‐けん【巡検】

［名］(スル)見回って調べること。「消灯時に宿舎内を巡検する」
[類語]検査・点検・吟味・検閲・検分・臨検・検定・監査

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精選版 日本国語大辞典 「巡検」の意味・読み・例文・類語

じゅん‐けん【巡検・巡&JISEAFC;】

 

(一)〘 名詞 〙 みまわって取り調べること。また、その人。巡察。
(一)[初出の実例]﹁罷二田領一委二国司巡撿一﹂(出典‥続日本紀‐大宝元年︵701︶四月戊午)
 (二)﹁然る後に武蔵・相模等の国に迄(いた)るまで新皇巡検し﹂(出典‥将門記︵940頃か︶)
 (三)[その他の文献]︹北史‐魏静帝紀︺
  

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普及版 字通 「巡検」の読み・字形・画数・意味

【巡検】じゆんけん

 
巡行してしらべる。︹北史、東魏、孝静帝紀︺︵天平︶三年十一戊申、詔してをはし、河北の移せる人を檢せしむ。
字通﹁巡﹂の項目を見る。
  

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