デジタル大辞泉 「弾力」の意味・読み・例文・類語 だん‐りょく【弾力】 1外力が加わって変形した物体が、もとの形に戻ろうとする力。 2 圧迫をはね返そうとする力。また、事情や状態に応じるために自在に変化できる力。﹁計画に弾力をもたせて考える﹂ [類語]力・パワー・引力・万有引力・斥力・重力・無重力・無重量・揚力・浮力・動力・推力・惰力・表面張力・向心力・求心力・遠心力・水力・火力・風力・原子力・電力・磁力 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「弾力」の意味・読み・例文・類語 だん‐りょく【弾力】 (一)〘 名詞 〙 (二)① 物体に外力が働いて体積や形が変わるとき、物体内に生じる、原形にもどそうとする抗力。 (一)[初出の実例]﹁原文にはヘールカラクと云り、カラクとは力なり、ヘールは鉄を鍛して延たるを巻たるを云り、能物を弾ずるの力なるが故に、今は弾力と名く﹂(出典‥暦象新書︵1798‐1802︶中) (二)﹁それからは弾力(ダンリョク)を失ったゴム糸のやうに間抜けてゆるく﹂(出典‥暗夜行路︵1921‐37︶︿志賀直哉﹀一) (三)[その他の文献]︹酉陽雑俎︺ (三)② 心に受ける圧迫をはねかえそうとする力。また、さまざまな状況や変化に適応できる柔軟な性質。 (一)[初出の実例]﹁何等の弾力(ダンリョク)ある者を感じなくなった﹂(出典‥河霧︵1898︶︿国木田独歩﹀) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「弾力」の読み・字形・画数・意味 【弾力】だんりよく 弓を弾(ひ)く力。︹酉陽雑俎、習︺張、~曲、人にぐ。力七尺のを擧げ、雙輪の水磑を定む。常に感寺に於て鞠(まり)を(をど)らせるに、高さにぶ。彈力五斗なり。 字通﹁弾﹂の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報