万有引力(読み)バンユウインリョク(英語表記)universal gravitation

デジタル大辞泉 「万有引力」の意味・読み・例文・類語

ばんゆう‐いんりょく〔バンイウ‐〕【万有引力】

 
2
[]  

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精選版 日本国語大辞典 「万有引力」の意味・読み・例文・類語

ばんゆう‐いんりょくバンイウ‥【万有引力】

  1. 〘 名詞 〙 質量を有するすべての物体の間で普遍的に作用する引力。一六八七年ニュートンがその力は両者を結ぶ直線方向に向かい、両物体の質量の積に比例して距離の二乗に反比例するという法則を発見した。
    1. [初出の実例]「英国の田舎で或る一つの林檎が落ちてから後に万有引力が生れたのであった」(出典:厄年とetc.(1921)〈寺田寅彦〉)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「万有引力」の意味・わかりやすい解説

万有引力
ばんゆういんりょく
universal gravitation


1665

 1915

 

 300()


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改訂新版 世界大百科事典 「万有引力」の意味・わかりやすい解説

万有引力 (ばんゆういんりょく)
universal gravitation


mkgmkgrm

G6.6720×1011Nm2kg2G
 

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百科事典マイペディア 「万有引力」の意味・わかりやすい解説

万有引力【ばんゆういんりょく】

 
221665
 

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「万有引力」の意味・わかりやすい解説

万有引力
ばんゆういんりょく
universal gravitation

 
 mM 2 r2 GmM/r2  G 1665 I.  

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世界大百科事典(旧版)内の万有引力の言及

【力】より

…〈rapport〉はラテン語の〈affinis(親和力)〉の訳語として使われた。その後ベリマンTorbern Olof Bergman(1735‐84)がさらに一般化した表を作り,ニュートン的万有引力をも包括する体系を考えたが,ゲーテはそれに刺激されて《親和力》(1809)を書いた。 このように物質,もしくは自然物に内蔵される力という概念は,より大きな文脈において,基本的には西欧ではプラトン主義の伝統に属するものであり,自然を動的に変化・展開せしめる原動力が自然物そのものに帰属する,という考え方に基づく。…

※「万有引力」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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