押付けがましい(読み)オシツケガマシイ

デジタル大辞泉 「押付けがましい」の意味・読み・例文・類語

おしつけ‐がまし・い【押(し)付けがましい】

[形][文]おしつけがま・し[シク]自分考え方・感じ方などを、相手に当然のことのように受け入れさせようとする。「―・い親切」
[類語]恩がましい恩着せがましい差し出がましい出る幕ではないお節介老婆心大きなお世話有無を言わせず強圧的威圧的高圧的頭ごなし高飛車居丈高尊大横柄傲然高慢傲慢驕慢倨傲大風おおふう高姿勢権柄尽く・偉そう・口幅ったい僭越越権不遜態度が大きい傍若無人我が物顔空威張り無理遣り無理強いて敢えて努めてできるだけ極力なるたけなるべく可及的必ずきっと絶対是非何としてもどうしても何がなんでも是が非でも押してたってどうぞどうかくれぐれも願わくはなにとぞなんとかまげてひとつ必死誓っててっきり違いないはず決まってすなわち否が応でも否でも応でもいやでもいやとも是非とも無理算段無理無体無理押し無理強制的強引強気強行独断独断的理不尽強硬頑強問答無用強要力尽く力任せ腕尽くごり押し断固一刀両断否応無し頑として横紙破り横紙を破る腕力に訴える横車を押すねじ伏せる首に縄を付ける遠慮会釈もない遠慮押し通す押し付ける一方的豪腕

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精選版 日本国語大辞典 「押付けがましい」の意味・読み・例文・類語

おしつけ‐がまし・い【押付がましい】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]おしつけがま〘 形容詞シク活用 〙 ( 「がましい」は接尾語 ) 相手の気持を考えないで、むりに自分の考えをおしつけるような態度である。
    1. [初出の実例]「押付がましい事なれど、ちょっと斗(ばかり)のお盃是であがって下だされと」(出典浄瑠璃・山崎与次兵衛寿の門松(1718)上)

押付けがましいの派生語

おしつけがまし‐さ
  1. 〘 名詞 〙

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