拱く(読み)タンダク

デジタル大辞泉 「拱く」の意味・読み・例文・類語

たんだ・く【×拱く】

 

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た‐むだ・く【×拱く】

[動カ四]《「むだく」の意》腕を組む。
「―・きてわれはいまさむ」〈・九七三〉

こまぬ・く【×拱く】

[動カ五(四)]
腕組みをする。
「手ヲ―・イテ立ツ」〈和英語林集成
(「腕をこまぬく」などの形で)何もしないで傍観する。「手を―・いて待つ」

こまね・く【×拱く】

[動カ五(四)]こまぬく」の音変化。「腕を―・いてみている」

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精選版 日本国語大辞典 「拱く」の意味・読み・例文・類語

た‐むだ・く【拱】

 

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こまね・く【拱】

  1. 〘 他動詞 カ行五(四) 〙 「こまぬく(拱)」の変化した語。
    1. [初出の実例]「現在では医者すら入手難に陥り、手をこまねいて病人の衰弱を傍観している有様だ」(出典:日本人の良心(1949)〈正木ひろし〉サントニン)

た‐うだ・く【拱】

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙たむだく(拱)
    1. [初出の実例]「拱 タウタク」(出典:色葉字類抄(1177‐81))

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