挙句（読み）アゲク

デジタル大辞泉 「挙句」の意味・読み・例文・類語

あげ‐く【挙（げ）句／揚（げ）句】

 
1連歌・連句の最後の七・七の句。→発(ほっ)句(く)
2 終わり。結果。末(すえ)。﹁苦労した―が失敗とは情けない﹂
3 ︵副詞的に用いて︶結局のところ。その結果として。現在では、連体修飾語を上に付けて用いることが多い。﹁さんざん迷った―買ってしまった﹂
[類語]︵2︶結果・末・果て／︵3︶結局・結句・遂(つい)に・畢(ひっ)竟(きょう)・とどの詰まり・詰まるところ・帰するところ・詮(せん)ずるところ・要するに・どの道・いずれ・所(しょ)詮(せん)・どうせ・つまり・矢張り・いずれにしても・挙げ句の果て・とうとう・いよいよ・どうとも・どうあっても・どうでも・どっち道・差し詰め・究(きゅ)竟(うきょう)・果ては・何と言っても・もはや・とにかく・何しろ・何せ・何(なに)分(ぶん)・何分にも・なんにせよ・ともかく・ともかくも・ともあれ・とまれ・とにもかくにも・それはともあれ・遅かれ早かれ・善かれ悪しかれ  

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