暫く(読み)シバラク

デジタル大辞泉 「暫く」の意味・読み・例文・類語

しばら‐く【暫く/×姑く/須臾】

 
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しまら‐く【暫く】

[副]しばらく」の古形
「―は寝つつもあらむを」〈・三四七一〉

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精選版 日本国語大辞典 「暫く」の意味・読み・例文・類語

しまら‐く【暫く】

  1. 〘 副詞 〙 ( 「しばらく」の古形。「く」は副詞語尾 ) =しばらく(暫━)[ 一 ]
    1. [初出の実例]「思麻良久(シマラク)は寝つつもあらむを夢のみにもとな見えつつ吾(あ)をねし泣くる」(出典万葉集(8C後)一四・三四七一)
    2. 「暫爾(シマラク)の身、詎(たれ)か眉(なが)く存(ながら)へむ〈真福寺本訓釈 暫爾 シ万良久乃〉」(出典:日本霊異記(810‐824)下)

暫くの語誌



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