デジタル大辞泉 「本才」の意味・読み・例文・類語 ほん‐ざい【本才】 実用的な才能・学問。芸能や儀式典礼に関する才能・学問。「―のかたがたのもの教へさせ給ひしに」〈源・絵合〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「本才」の意味・読み・例文・類語 ほん‐ざい【本才】 (一)〘 名詞 〙 (二)① 儀式の運営などに関する方面、また、音楽・舞楽など芸能に関する才能。 (一)[初出の実例]﹁学問に心を入れて侍しに、︿略﹀あながちにこの道、な深く習ひそ、と、いさめさせ給て、ほんさいのかたがたのもの教へさせ給ひしに﹂(出典‥源氏物語︵1001‐14頃︶絵合) (三)② 政治・経済などの現実的な面を処理する能力。 (一)[初出の実例]﹁政の才ある人を本才と申候。︿略﹀本才ありても学なければ、やみの夜にともし火なくして行がごとくにて候﹂(出典‥集義和書︵1676頃︶三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例