精選版 日本国語大辞典 「気先」の意味・読み・例文・類語 き‐さき【気先】 (一)〘 名詞 〙 (二)① 人の気力の発するところ。気勢。きがまえ。意気ごみ。 (一)[初出の実例]﹁今のはいかいは日頃に工夫を経て、席に望んで気先を以て吐べし﹂(出典‥俳諧・去来抄︵1702‐04︶修行) (二)﹁人の気先(キサキ)を撥ね返す颯爽とした若い気分が﹂(出典‥老妓抄︵1938︶︿岡本かの子﹀) (三)② 相場で、人気のこと。また、人気のおもむくところ。︹取引所用語字彙︵1917︶︺ 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例